ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

居宅間の引き継ぎ

【Q】
 例えば、担当ケースの引き継ぎ時に、新しいケアマネジャーに伝えたはずの情報が理解されていないことがあります。引き継ぎでは、どのようなところに注意すればいいのでしょうか?

続きを読む

【A】
 居宅間での引き継ぎは、事業所内での担当者交換よりも影響が大きいものです。自分が渡す・受けるどちらの場合でも、まずスムーズなサービス利用と信頼関係の構築を心がけることが大切となります。
 ポイントとしては以下のようなことが挙げられます。

・伝達する情報
 文書では、フェイスシートやケアプラン一式、可能であればアセスメント、モニタリングシート、利用中のサービス事業所に関する情報など。ただしすべてを渡すと膨大になるため、申し送り書などに要約するなどの工夫を行うと、引き継ぎを受けた側の理解が容易になる。
 口頭では、文書では表れにくい、記録に残しにくい以下のような事柄について提供します。

・利用者・家族の個性、家族の関係性
・利用者の状態・家族の介護状況など今後の予測
・利用者・家族に都合のよい訪問時間、訪問時の駐車スペースなど

 また、引き継ぎが決定したらすぎに利用者と引き継ぎ先に連絡をとり、理由の説明とともに承諾を得た上で、引き継ぎ時期を検討します。可能であれば、引き継ぎを受ける側のケアマネジャーと同行訪問をします。

出典:月刊『ケアマネジャー』2007年10月号


ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books