介護現場の安全配慮義務
2010年08月02日 09:10
【Q】
ケアプランを作っていると、利用者のリスクが気になることがあります。どのように安全を考慮して計画を作ればいいのでしょうか。
【A】
ケアマネジャーは直接にサービスを提供しない場合が多いため、事故が発生しても責任を問われることはあまりありません。だからこそ安全面に配慮したケアプランを作成し、サービス担当者会議やモニタリングなどで確認するなど、ケアマネジメントの各プロセスにおいてリスクマネジメントの視点をもつことが大切となります。
例えばアセスメント時に、どんな危険が潜んでいるのかを認識する、ケアプランに安全対策を位置づける、サービス担当者と連携するなどが考えられるでしょう。
出典:篠田道子 著『改訂 質の高いケアマネジメント』中央法規出版、2008年