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福祉マイスターへの道 毎日更新

専門職としてのケアマネジャー

【Q】
 「ケアマネジャー」という職種の名前はだいぶ浸透しましたが、その役割への理解はまだまだ不十分だと感じます。どうすれば、専門職として社会に認知してもらえるのでしょうか?

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【A】
 日本にケアマネジメントが本格的に導入されてから、まだ日が浅いことを考えれば仕方がないことなのかもしれません。
 ケアマネジャーの地位が社会的にどのあたりに位置づけられているかを知る目安の一つが、所得でしょう。残念ながら、ケアマネジャーの給与は十分とは言えません。今後、ケアマネジャーはもっともっと技術を身につけ、質の高いケアマネジメントを展開していかなければなりません。その際には、どうしてもそれに見合った報酬上の評価が必要です。そうなることによって、ケアマネジャーという職種が社会的に確立していくことになるのです。質の向上と報酬上の評価という双方のバランスが保たれていくことが、ケアマネジャーの今後を左右する鍵といってもよいでしょう。

出典:能本 守康著『改訂 初めて学ぶケアマネジメントテキスト』中央法規出版、2009年


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