上手な目薬のさし方
2010年02月22日 09:00
【Q】
目薬をさす必要のある高齢者へのサービス時、うまくさせないことがあります。上手なさし方を教えてください。
【A】
パーキンソン病や神経性難病、脳梗塞の後遺症によって、手が震えてうまく目薬をさせない場合があります。そのときは「点眼補助器」が便利です。
●目薬のさし方の基本
(1)清潔に手を洗い、
(2)薬液の出る先端に触れないようにして、
(3)下まぶたに薬液を落とす。
2種類の薬液を落とす場合は、5~10分ほど間隔をあけるようにします。目薬を使う順番も指示されることがあります(最後に使う薬が効果が大きい)。
保存は冷暗所にし、封を開けたら1か月以内に使い切るようにしましょう。
出典:藤澤 節子 著 『介護者が知っておきたい薬のはたらき』 中央法規出版、2006年