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福祉マイスターへの道 毎日更新

チームによるモニタリング

【Q】
 ケアチームでモニタリングを行うには、どのようなところにの気を配ればいいのでしょうか?

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【A】
 ケアマネジャーは複数の事業者とチームを組んで利用者の生活を支えていきます。チームでのモニタリングは、次のような事項に留意するとより円滑に進むと思います。

 1.他職種を理解する
 2.依頼時に信頼していることを伝える
 3.アセスメント内容や留意点を伝える
 4.モニタリング情報をもらえるようルールを決める
 5.初回訪問・契約に立ち会う
 6.サービス導入後1~2週間は注意深く
 7.事業者へのフィードバックは具体的に
 8.サービス担当者会議を活用する
 9.タイミングを変えて訪問する

 支援がしばらく継続しているケースの場合、サービス担当者会議で有用な情報が得られることがあります。できるだけリラックスした雰囲気をつくり、担当者に最近気にかかっている点などを話していただくと記録にはあらわれていない情報が得られることがあります。実は、こうした「見えない情報」こそが重要なのです。そうした情報を得た時は、担当者をねぎらい、対応を約束し、迅速に行動します。
 潜在的に進行している事態にいかに早く気づき、適切に対処するか。これがモニタリングの要点だと思います。


出典:ケアマネジャー編集部 編 『ケアマネジャーのためのモニタリング読本』 中央法規出版、2004年


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