棒グラフとは?
2010年01月25日 09:00
【Q】
施設の事例発表で、利用者の比較をグラフ化したいのですが、棒グラフが一番作成しやすいと聞きました。棒グラフについて教えてください。
【A】
棒グラフとは、縦軸の棒の長さで量(度数、比率)を表わしたグラフです。度数分布表から作成されます(ヒストグラムも度数分布表から作成されるグラフ)。横軸は、名義尺度または順序尺度のカテゴリー(離散変数)をとります(ヒストグラムは、間隔尺度・比率尺度(連続変数)を横軸にとる)。
ただし、横軸の順序尺度のカテゴリーを連続変数と考えれば、折れ線グラフで描くこともできます。
グラフのタイトル(キャプション)
グラフのタイトルは、論文や書籍、ポスターなどの印刷物では、グラフの下に連続番号とともに書くことになっています。表の場合は、表の上に書くというように、図と表ではタイトルの位置が異なります。しかし、口頭発表のPowerPointやスライドの場合には、グラフの上に書くことも多いので、注意が必要です。
印刷物の場合、グラフの説明文を書く必要があることも多いので、その場合には、タイトルの下に書くようにします。
出典:佐藤眞一編 『すぐに役立つ事例のまとめ方と発表のポイント』 中央法規出版、2006年