ピアカウンセリングガイドライン
2009年11月09日 09:00
【Q】
ピアカウンセラーになりたいという当事者の方がいます。ピアカウンセリングをする上で、守るべきことなどはあるのでしょうか?
【A】
ピアカウンセリングとは、当事者による当事者へのカウンセリングです。このピアカウンセリングが一定の基準を保つためには、ほかの専門職と同様に倫理綱領となるガイドラインが必要となりますが、ピアカウンセリングの中心技術とである傾聴と情報提供について、次のような基準が設けられています。
ピアカウンセリングにおいては、以上の基準を守りながら、仲間同士の対等な関係で互いの経験や気持ちを安心して話し合い、経験に基づいた対処の仕方等について情報交換していくことなどが大切になります。
出典:『精神障害者の相互支援システムの展開』中央法規出版、2008年