2013年最終盤はヨーガで「自分との向き合い」
みなさんにとって2013年はいかがでしたか。
まだ。大震災の影響で「振り返る余裕があるか!」っていう方々もたくさんいることでしょうに、気楽に生きさせていただいて申し訳ないとは思います。でも、やっぱり当事者のようには思えないし生きられないですね。
ほんと、ノーテンキな話で申し訳ないですが、気にしながらも目をつぶって語らせていただきますね。
僕の2013年は「革命」の年になるやもしれません。
かつて僕は、認知症になることを目指していたこともあって、無茶な生活をしてきました。
あることをきっかけにその生活とはオサラバしたのですが、後遺症として糖尿病が残りました。
今は主治医をもって薬物療法をおこなっているので重篤化には至っていませんが、そのことをいいことに、食事量や質に気をつけることなく、運動をするなど体重を減らすことに気を向けることなく、状態改善への努力を怠ってきました。どうしようもない患者ですよね。ホント、努力やガマンが苦手なんです。
今年春の健康診断では「肺」の状態もひっかかったのですが、それでもタバコを辞められる、ずるずると過ごしてきました。
そんな僕が、ひょんなことから「ヨーガ」に出会いました。
連れ合いが気になる道場があるって言い出したんで、顔を出してみることになったのですが、顔を出すと興味がわくのは僕の特徴で、話だけ聞いて帰るなんていうことはできず、体験チケットを購入。
購入したら何が何でも使い切りたくなるのも僕のようで、お試し3度、行ってみたんです。
僕は「ヨーガ」ってストレッチ運動くらいにしか思っていなかったのですが、とんでもない勘違いで、ヨーガは「自分と向き合う修行」なんですね。きっと。
よく考えると毎日の生活の中で、自分の身体の内面に向き合うってことないですもんね。身体に出入りする空気の給排気を感じにいこうとすることなんてないですよね。普通は、そんな気にさえならないですよね。
やってみてわかったことは「まったく自分のことがわかってない」ってことで、愕然としました。
11月下旬からの1か月間、時間が合えば必ず行きましたが、自分の中の変化に、いくつか出会えました。
まだまだ「ヨーガに行ってる」って言えるようなもんじゃなく、「ヨーガを覗きに行かせてもらってる」って感じですし、毎回「和田行男さん、こんにちは。はじめまして」って感じです。
糖尿病の検査データは、やや改善がみられたようですが、これはヨーガのおかげではなく、ヨーガを覗くだけで汗まみれになる今の僕の状態のおかげでしょう。
それでも良かったと言えるのは、道場に入れば70分間くらい、ただただ自分と格闘する時間をもてたこと。
これが2014年続けられて何らかの結果が出てくれば、2013年は、少なくとも身体の面では革命の年にはなるでしょう。
熱しやすく冷めやすく三日坊主の僕のことですから、自分のことを知るところで辞めてしまって、改革までいけない確率は高いのですが、あと2年で僕も60歳。新しいことに挑んで結果を感じられるまでの時間が少なくなってきたからね。ハハハ。
2013年を、意味ある年にできるかどうかは2014年にかかっています。それは、介護報酬改定に向けた今年の動きも同じこと。力尽くさねばです。
よきお年をお迎えください。
ご案内
来年1月11日に朝日新書から「だいじょうぶ認知症」(760円)という、市民向けに書かせてもらった本を出していただけることになりました。良かったら読んでみてください。
コメント
明けましておめでとうございます。
かがやきも15年目に入りよくやって来れたと感慨深く新しい年を迎えました。これもひとえに、利用してくださる方がいて、其れを支えるスタッフがいて、何やら煮詰まった時にホット出来るセミナーがあり、介護の仕事に関係ない友人がいてと、沢山の方々のお蔭と思います。
昨年は『口は禍の元』と甚く考えさせられた年でした。受け取る方もそれぞれ、ご本人の気持ちを代弁したつもりでもそうではないことがあるのですね。
本当に代弁や分かったつもりは危険です。
長くなりましたが、心身ともに(自分の)自愛しこれからも出来ることを頑張って行きたいと思います。
和田さん、お体大事にしてください。お願いします。
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