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和田 行男
(わだ ゆきお)
(わだ ゆきお)
高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。
【ブログ発!書籍のご案内】
和田行男さんのブログ「婆さんとともに」をまとめた書籍が刊行されました。
タイトル:『認知症になる僕たちへ』
著者:和田行男
定価:¥1,470(税込)
発行:中央法規
→ご注文はe-booksから
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和田行男さんのブログ発第2弾『認知症開花支援』が刊行されました。前作『認知症になる僕たちへ』から2年半――。パワーアップした和田行男のメッセージにご期待ください。
定価:¥1,680円(税込)、10月20刊行
→電子ブックで内容見本をご覧いただくことができます
→ご注文はe-booksから
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その他のブログ
- 辻川泰史の「介護事業所運営のコツ、教えます」
- 南雲明彦の「発達障害と生きるということ」
- 秋山映美の「監獄から社会へ」
- 高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」
- 永島徹の「『風』の贈り物」
- 佐野卓志の「こころの病を生きるぼく」
- 宗澤忠雄の「福祉の世界に夢うつつ」
- 上野文規・下山名月の「出会いは一期一会」
コメント
今回の『ひとさしの言葉』を見て思い出したのが、『大逆転の痴呆ケア』に書いてあった【生活を語り合う際のものさし】でした。
我が家には93歳のばあちゃんがいますが、昔「年寄りだからってやらなくなると、もっとできなくなって死んじまう」と言っていたのを何となく私は覚えています。
人間には人それぞれの価値観や生き様がありますが、支援者としての『ものさし』を意識して仕事していきたいです。
介護サービス?介護支援?
転けて寝たきりなるでしょうっと、居室に踏むとセンサーが作動するマットを敷かれた方がいます。
ばあ様はマットを飛び越え、トイレに行き、転倒しました。
居室の中にポータブルトイレを置いて、これで廊下に出なくていいから転けないでしょ!と。
部屋に閉じこもるとADLが落ちるから、毎日デイサービスに行きましょう!
このままではいけない…。
朝4時。早起きの婆さんが洗面を終え布団をたたもうとしている。途中で動きが止まって、やっぱりまだ眠そうに、ペタンと布団の上に座り込んでしまった。10分もすれば、再び身支度がはじまるはずで、ふだんはそれを確認するだけ。
でも今日冬を予感させる朝に、たまには粋なことがしてみたく、温かいお茶を差し入れてみた。
ふだんはお茶を好んでは飲まない婆さん…布団の上足を伸ばしてひと一口飲みました。小さな染み渡る声でひとこと「あ゛〜〜 おいしっ」
ひと口そしてまたひと口飲みながら「あ゛〜。」を連発して飲み干していました。
この人はどう生きていきたいんだろう
(・。・;
わかりっこないよ〜。と思ってしまう。ささいな疑問を流さず考えたり、ささやかなひとときをきちんと支えること。そんな小さな小さな積み重ねが、おこがましくも人の生きるを考え答を導こうとする者の努めの基本じゃないかなぁ
少し専門バカになってると自覚した朝4時のひとときでした
テーマとずれました!まぁささいなことは気にせずに!(スピリットははずれてはいないと思いますけど!)
和田さんが昔、勤めていた国鉄は今やJRと言う会社になって切符切りの改札やホームの監視も機械任せで、認知症利用者が黙って線路に入ったら、一生懸命介護していた家族に損害賠償を払わせる・・・なんて他人の責任にしてしまう。
機械に頼って、駅に無断で入る人への監視を自分たちでしないなんてボケていますよね~。
やっぱり、朝の通勤通学で駅員さんから「おはよう」と言われていた時は顔が見えてよかったです。
・・・さんへ
ほんと、顔と顔がつながっていた改札口や出札口(切符を売る窓口)は良かったね。
特に人の数が少ない駅の駅員と乗客は、めちゃつながってたからね。
僕が旅してた頃は、外様の客である僕なんて一目瞭然で「おにいちゃん、どっから来たの」なんて声かけられてた。
スーパーマーケット、自動券売機、自動改札、美容院の洗髪まで、人に人が関わらなくなってきた社会って、どうなんかね。
少なくとも犯罪者には都合がいいやろなぁ。少なくとも認知症という状態になったり、人の手が必要な状態になると暮らしにくいやろなぁ。子どもたちも被害を受けやすいやろなぁ。
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