日常言葉に潜む「響き」
2013年09月30日 09:00
日常何気なく使う言葉で、交通手段がないとか移動手段がない時に「足がない」と言う。
以前、市民向けの取り組みで地元の方も交えて舞台に上がらせてもらったときに、ごく普通に「この町は足がないことが課題ですね」と発言したことに対して、参加されていた81歳の方から、感想文で「足がないという言葉の意味をよく考えてほしいと思いました」と指摘を受けた。
事実真実&実感真実
2013年09月23日 15:00
日本訪問歯科協会の研修会で、僕の話を数回聞いて、守口憲三理事長(歯科医師・歯学博士)が「和田さんの言っていることは大きくは6つですね」とまとめてくれた。
研修のお題は「認知症の患者とのコミュニケーション」であるが、ほとんどの時間を参加者(歯科医師や歯科衛生士)からの質疑応答としたので、実際に困っていることや疑問に思っていることに答える内容になり、話の中身としては「思いよう」「手立て」「仕組み」など多彩であれたと僕は思っている。だからまとめが6つにもなったのかなと自負している。
敬老の日に想うは子供
2013年09月16日 17:30
いよいよ我が国は、高齢者人口が総人口の4人にひとりの時代に突入した。高齢化率25%時代だ。
いつかくるとはいわれてはいたが、21世紀に突入して12年、ついにその時代がやってきた。
しかもこれがピークではなく、まだまだ上昇する超高齢社会の入り口でしかないのだ。
退職を想う
2013年09月09日 09:10
「退職したいのですが・・・」
ドキッとする言葉のひとつであるが、僕はその言葉を聞いた時点よりも「なんでや」って問いかけなおした後、どんな言葉がでてくるかにドキドキしている。
「させる」は虐待と心得よう
2013年09月02日 16:00
利用者・入居者の「生きている姿」が大事だと言う人が増えてきたように思う。
それそのものはとても良いことだと思うが、「姿」をつくりだすことだけを目的にすると、とんでもないことが起こる。その典型が「させる」だ。