あれこれ
動物園で「こどもの○○」は珍しくない。
お猿なんていつも子ザルに楽しませてもらっている。僕は、子どもが多かったことや、好きということもあって、比較的動物園にはよく行くほうだと思うが、小僧ならぬ子象を見たのは初めて。
テレビでも動物系の番組は見てしまうほうなので、小象もテレビ映像では見たことあるが、何とも動きが軽やかでいい。
生きている間に見られるかどうかわからない子象。ぜひとも名古屋市東山動物園に行って会ってみては。
それにしても遺伝子というのは恐ろしいね。小さくても象はどっからみても象やもんね。すごいわ。小僧ほったらかしで、めちゃ見とれたわ。
収入アップを図れないグループホーム事業者。小規模多機能とて利用者のニードにしっかり応えようとすると登録者数を増やせないため、いわゆる生産性を上げられない。
となると、かかる費用を抑えるしかないのだが、これとて限界はある。
僕が名古屋で展開している施設の駐車場は「土」のため、雨になるとタイヤを介してご近所中の道にタイヤ跡を残し、とてもご迷惑をおかけしていた。
そこで脱「土の駐車場」を検討するが、どの方法もお金がかかるため踏み切れない。そこで自分たちで「車輪が土に乗っからないようにする方法」を考え、自分たちで材料と道具を揃え工事を行った。
これで経費は3分の1になり、おまけに「愛着」や「筋トレ」や「連帯」や「楽しさ」や「利用者からの励ましの声」や「身体の痛み」までくっついてきたのだから、たまらない。
何でも「買う」のが当たり前になってきているが、こうして「自前でやる」というのも、おつなもんですよね。
今では「三本」をみかけなくなったので、自動車のタイヤは四本と思い込んでいる人も多いのではないかと思うが、四輪車は四本、バイクは二輪車で二本、そしてかつては日本中を走っていた三輪車は三本である。
三本の場合、横に三本はあり得ず、当然のように「前1本後2本」か「前2本後1本」となるが、多くの場合は前者だ。
見たことがない人が多いかとは思うが、乗ったことのある人もすでに60歳代以上ではないだろうか。
最近は、こうした旧いクルマが集まる企画があちこちで開催されている(写真は愛知県にある昭和村)。 ぜひ、お年寄りと一緒に見に行ってはどうだろうか。
うちの小規模多機能を利用している人が口ずさむ曲をじっと聞いているとビートルズだったり、80年代に流行った曲を流すと知っていたりする。
かつての介護職員は、聞いたこともない昭和初期の歌謡曲を一生懸命覚えてお年寄りに披露したり一緒に歌えるようにしたが、これからは60年代・70年代を生きた人たちが介護職の前にやってくる時代に入る。まさに「洋モノ世代」である。
仕事と結びつけるだけではないが、ぜひ60年代・70年代の文化に触れ「手」を感じてもらいたい。きっと今は「手薄」になり過ぎたと思うことだろう。
誰にでも恐ろしいものがあることだろう。
僕は「ひと」ほど恐ろしいものはないと思っているが、うちのちびっこにとってはコイツ、「獅子」である。
生まれて初めて見ただけでなく、こんなにも傍にくっついたから大変。
「ギャーッ」
聞いたことない叫びでその恐怖を表していたが、このあとちびっこは、抱っこしようとすると「歩くぅ―」と抱っこされるのを拒んでいた。また同じことをされると見極めているのだろう。
最近、「和田さんは怖さがなくなってきた」と言われることが多いが、あちこちで聞くのは「厳しく言うと辞めるのが恐いから厳しくできない」と。
怖いものはあったほうがよいと思うけど、辞められることを怖がってしまわざるを得ない業界って健全なんだろうか。
かく言う僕もそれを怖がっているひとりである。それもまた悪循環の要因かもしれない。
もっともっと「人」を信じなくてはね。
人には許せることと許せないことがあることだろう。
僕にとってコイツは許せないできごと。何でこんな大きな擬餌(偽物のエサ)と針にコイツは食いついてきたのか。
こいつが生き延びていたら1メートル前後の魚になるそうだが、
「そこまで待てよ!」
と言っても、そこまで大きくなる魚のちびっこだけに、身体は小さくても魂はでかいのかもしれない。
そう考えたら敬意を払わないとね。ハハハ
僕も、大きいもの・強いもの・困難なことに向かっていける自分でありたい。ちび魚に諭された。
コメント
動かされた〜
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