人と人は「ひとの素」
人は人によって思い悩んだり傷ついたりすることもあるが、人にとって「人と人」は「人の素」である。
初めて行くところに「人と人」はなくとも、二度目になると、そもそもの目的よりも「あの人に会う」ことのほうが楽しみになったりする。
それも三度目になると「あの人に会う」ことがそもそもの目的を押しのけて第一義になったりするが、人は人に魅せられていく生き物である。
人は傍にいる人に気づけないことも多々あるが、もういちど目を見開いて「人」に気づけるよう、脳に協力を要請してみてはどうだろうか。
すばらしい「素」を味わうことなく時を過ごしてはもったいない限りである。
わかりにくいが、よーく見ると「ひがしむききた」と書いてある。看板を見た時に「ん」って脳にとまったので調べてみると「奈良市東向北」が住所名。この商店街の先にあるライブハウス「ビバリーヒルズ」でトークライブを2年連続開催してもらった。
長崎県五島沖に出ること2日で16時間余り。
ただひたすら凪のなか糸を巻き続けたが、陸にあがってからも延々と、身体は「ゆらゆら」耳に「ぽっちゃんぽっちゃん」(なんか聞こえてきそうでしょ)。
友人は「7000回は巻いたかな」と真っ赤に日焼けした顔に白い歯で笑っていたが、そのかいあって時間切れ寸前に「じゃーん」。
(大歓声をもらった)
僕は釣りが趣味でも特段に好きでもないが、人と人によって行く気になり行かせてもらい、人によって船から飯から道具から釣り方から、場所へ連れてってもらうまで面倒をもらい、釣る機会をつくってもらったからこそ釣ることができ、みんなに祝福されたからこそ「増しての幸福感」を味わうことができた。
こいつを食べた人は遠く離れた海とは無縁の人で、こちらからも「幸福のメール」がきた。「旨かった~」と。
人と人をつないでくれた鯛はまさにめでたい(だから真鯛なんやろか)やつである。
コメント
今日の研修で、逃亡する利用者の方は、施設入居者の方ですか?それともデイに通われておられる方ですか?入居者の方の場合、職員がついてまわれておられるのですか?
長崎の研修を受けたものですさんへ。
逃亡?
婆さんは何にも悪いことしてないから「逃亡」ではないですよね。
何らかの原因で周りに何も告げずに外出されたということです、お間違えの無いようにお願いします。
どの方の例を出したのか覚えていませんが、放送されるかもしれないという話なら、認知症対応型共同生活介護=いわゆるグループホームの入居者です。
ほとんど一人で外出される場合は職員がキャッチできますので、ついていくこともありますし、つかないで施設敷地に接道する表通りに職員が出て、施設敷地内から出られようとされるのかどうかの見極めをするだけの時もあります。
施錠して閉じ込めないところはどこでもそういう話はありますが、数時間にわたってついて回る場合もあります。
僕は1987年にこの仕事につきましたが、僕が入らせてもらった特養では、その当時から閉じ込めないでついていってましたよ。
介護の世界に身をおいて25年になりますが、特養、デイ、老健、グループホーム、種別は違っても、婆さんについてまわってきました。
一緒に仕事したことがない僕と和田さんですが、和田さんの実践は研修会、講演会に参加してお話を聞くとその25年の様子が手にとるようにわかります。僕より年下の和田さんは我が師だといつも思っています。(こんなオヤジに好かれても?ですよね)
ユタ藤本さんへ
意外にオヤジ好きです。よろしく!!!
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