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和田行男の「婆さんとともに」 2011年02月

金だけとって現物支給のブツがない

 70歳の親が車にひき逃げされ重体に。幸いにも一命を取り留めたが、脳挫傷で寝たきり状態となる。
 娘はいろいろと調べていくうちに介護保険制度に行きあたり申請。要介護5と認定されたが、ここからこの国への「疑問・不信」がはじまった。



缶コーヒー3種

 ふとした時に、相手に伝えたいことをさらりと行動で見せてくれる意外な人の意外な行動に出会い、思わず「ほらね」って相手に駄目押しをすることがある。とてもわかりやすいたとえとなる行動に出会ったときだ。



心情を察する

 思い返すは映画の中のワンシーン。
 お祭りで事故に遭い不随になった夫。子どもたちに「今日から母ちゃんは、父ちゃんの妻。おまえたちには母ちゃんはいないと思え」と宣言して父ちゃんにべったりくっついて支え続ける。
 その夫が亡くなった葬儀の席で「これで楽になれるね」と耳打ちする近所のおばはんに妻は激怒。
 おばはんにすれば、それまでの妻の気持ちを察しての言葉だったのだろうが、妻にとってはおせっかいな言葉。まったく気持ちがわかっていないということだ。



読眺の一冊

 一冊の本がこの世に出た。
 その本の名は『認知症の人の歴史を学びませんか』



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プロフィール
和田 行男
(わだ ゆきお)
高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は大起エンゼルヘルプでグループホーム・デイサービス・小規模多機能ホームなどを統括。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。

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著者:和田行男
定価:¥1,470(税込)
発行:中央法規
→ご注文はe-booksから
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