自分の魅力とは
多くの場合、「魅力」という言葉に照れくささを感じます。自分で魅力と感じることは少ないでしょう。しかし、これが自分の魅力だと感じられることで、自信につながります。
自分自身に自信がないため、魅力と感じることができない。これは仕事でも同様です。「当社のここが魅力だから、お客さまに提供したい」と感じることができます。
それでは、魅力に気づくためにはどうしたらよいのでしょうか。人から魅力を伝えられる、自分自身で努力して自信をもつなどが、自分の魅力に気づくことにつながります。同時に、その魅力が自分にあると実感して自分自身が受け入れることが大切です。
魅力が多い人、魅力の多い会社。その共通点は何でしょうか。悩みや課題、問題を克服して前進していることでしょう。
もちろん、もって生まれた天性の魅力もあります。しかし多くの場合、何らかの問題を克服し、自分流になっていることが、他者に魅力的に写るのだと感じます。例えば、おいしい料理が有名なお店は、恐らく研究や失敗を重ねてできあがったものでしょう。
アスリートの肉体にしても、負けた経験やパフォーマンス向上のための努力の積み重ねで、すばらしいものになっています。
他者から見た時の魅力は、自分自身に向き合った時にできます。私自身の例で恐縮ですが、本を出版したりテレビ番組を企画したりできたのは、自分の課題に向き合った結果でもあります。問題や課題、悩み等が生じた時は落ち込み、すべてが敵のような気持ちになる時もあります。しかし、後で考え直すと、自分を見直す良い機会だったことが多いものです。
見つめ直す時間は孤独でもあります。だからこそ、そのプロセスを大切にしましょう。
「孤独の時間にどうやって精神的な豊かさを培ったかで、魅力には差がつく。」齋藤孝
追伸
去る11月9日(土)、岩手県九戸郡洋野町で勉強会を開催しました。医療、介護業界の方が30名程集まりました。
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