任せ方と任せられ方
上司が部下に対して、何かしらの業務を任せることはよくあることで、大切でもあります。任せられた部下はやりがいにつながり、成長にもなります。しかし、その「任せ方」と「任せられ方」が重要だと感じます。
任せ方
単に業務を依頼するだけでは意味がありません。業務の手順の確認、途中経過の確認、気づきのための質問、アドバイスなどの確認が大切です。
言いっぱなしでは、部下も方法がわかりません。また、よかれと思って進めていても、違う方向に進んでいることがあります。
任され方
なぜ自分が行うのか、どのような方法で行うのか、上司であればどうするのかという質問をして助言を求めることも大切です。
自分流は間違っていたり、少し逸れていることもあります。日常の業務は相互に依頼しあって成り立つことが多くあります。任せ方と任され方の基準がずれないようにすることが大切です。
日曜日は久しぶりの休日でした。特に信仰している宗教があるわけではありませんが、お寺や神社は好きです。参拝するほかにも、石碑等の歴史的なものを見ることが好きです。何よりも、手を合わせて感謝することで謙虚になれます。
当日はいくつか神社やお寺を回りました。東京では久しぶりです。そのなかの一つ、竜源寺は新撰組の近藤勇が祭られています。生家跡のすぐ近くです。
近藤勇が亡くなった歳は34歳。今の私の年齢より1歳若いです。幕末の志士は坂本龍馬(31歳)、高杉晋作(28歳)と短い人生です。それにもかかわらず、何か信念をもって生きていたのはすごいことです。
近藤勇は調布市で生まれ、京都で活躍。坂本龍馬は高知で生まれ、京都や長崎を飛び回る。私も出張で移動が多いですが、100年以上前、飛行機も電車も車もない時代にこれだけ動くのは大変なことです。
それだけの活力は何だったのか? 自分のためだけでなく、国のためという志があったからだと思います。今では国のためという意識をもつことが少ないですが、仕事を通して社会に貢献しているわけですから、毎日がんばることが大切だと実感しました。
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