ブーム
2013年07月09日 09:00
先日、ショッピングモールで蒔絵シールを見ていました。私はこの蒔絵シールが好きで、見ると買ってしまいます。
携帯に貼り、利用者との会話の際などにも話のネタになります。久しぶりに購入しようと思い、シールを見ていると、店員(若い女性)が話しかけてきました。
「お客さん、こちらのシールがいいですよ! 今、歴史ブームですからね。お客さんは武将派ですか?志士派ですか?私は部将派です」
どの武将が好きで、どのようなところが好きかと伺うと「伊達正宗が好きです!独眼竜ですし」とのことです。
悪気のない接客で不快ではありませんでしたが、何か違和感を覚えました。
歴史ブーム? ○○派?
広辞苑で「ブーム」を調べてみると「ある物事がにわかに盛んになること」ということです。「にわか」とは「急に変化が現れるさま、突然」などの意。単にその人物がカッコイイ!素敵!と感じ、きっかけはどうあれ、歴史に興味をもつ人が増えるのはよいことだと思います。
歴史はその国にとって必要で、知っておくべきことが多くあります。
最近はアニメやゲームの影響で、武将や志士などがキャラクターとして人気があるようです。
しかし、ブームとしてキャラクター的な好きで終わるのではなく、実在した人物なのですから、功績なども知ることが必要だと思います。また、そのキャラクターが本当に人物の功績とあっているのかを知ることも必要です。
ちょっとしたきっかけを通して、興味をもつことはあります。少しの興味をもつことから掘り下げて雑学や教養につながります。
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