必要な人材
2013年04月30日 18:00
介護の仕事は資格や知識、技術が必要になります。人員配置の規定があるので、資格者優先、経験者優先で採用してしまうことが多くあります。
本来は自社のサービスや取り組み、理念、方向性に共感してくれる人材を採用することが望ましいでしょう。しかし介護業界は、人材不足という一面もあるので、採用に関して贅沢はいえません。とりあえず資格者、経験者を採用せざるを得ない現状もあります。
しかし、法人と人材、相互の理解が難しく定着率が上がらず、悪循環を招いていることもあります。
介護事業において、提供するサービスは介護ですが、そのサービスを提供するのは人材です。人材獲得育成事業といえるでしょう。
法人としては、人材の獲得方法の確立と、育成方法の構築が必要になります。方法は法人の理念、方向性、特色、地域によって変わります。
その中で、参考になる考え方があります。介護分野ではあまりなじみがないかもしれませんが、ダン・ケネディの「3Mの法則」です。
3つのMは、message market mediaの頭文字です。
(1)メッセージ=自社が発信するメッセージ
→求人広告やホームページ、ブログなどの文章、実際の面談方法などの会話まで
(2)マーケット=メッセージを発信する対象者である求職者。ターゲット
(3)メディア=メッセージをマーケットに伝達するための媒体。折り込みチラシ、求人誌、ネットなど。どの媒体であれば自社の情報が届くのか
自社の3Mを意識して構築してみると、人材獲得のヒントがあると思います。
当社のセミナー資料より
2013年5月11日 元気です岩手!介護フォーラム2013開催
http://1go1a.com/seminar/130511.html
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