自分の知らない自分
2013年03月19日 11:10
スタッフが業務でミスをしたり、助言を求める際、業務の問題点や課題を話し合うことがあります。特にミス等で気持ちが落ち込んでいるときには、励ますよりも本人が気づいていない自分のよい点を伝えます。例えば「誰にでも好感をもってもらいやすいんだから、自信をもってほしい」「事務的な業務が的確な長所を利用すればいい」などと伝えます。
しかし、当の本人は「いえ。そんなことないです」「えっ、そうですか」と、私や同僚が評価している部分を自分自身では気づいていないということがあります。
私を含めて「自分のことは自分が一番わかっている」と皆思っています。しかし、自分では長所と思っていないことや気づいていないこと等を評価や指摘してもらうと、気づくことがあります。自分自身で把握している自分と、他人から見える自分の相違に戸惑います。
私自身も「怖い」(笑)と言われます。そんなつもりは…と自分では思っていても、そう感じられるのはなぜでしょう。恐らく「ハッキリと物事をいうこと」と見た目だと思います。私の課題ですね。
私自身もそうですが、自分のことはわかっているようでわかっていないことが多いと思います。だからこそ、上司、同僚、友人などの存在が大きいのです。自分自身が知らない自分を知る、確認する方法の一つが「ジョハリの窓」です。
自分の知っている長所や自分の知らない短所…。そうした思い込みを見える化することでスッキリします。部下との面談などでも使ってみることをお勧めします。
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