アニマルセラピー
2012年07月03日 09:00
今までも飼っていたのですが、15歳を目前に亡くなってしまい、寂しさから、実家でラブラドールの仔犬を飼いはじめました。
ある日、家で犬をみることができずに、どうしようか迷いました。そこでスタッフに確認し、連れて行くことの了解を得、会社に連れて行きました。
当社は1階がデイサービスで、半地下に本社とセミナールームがあります。1階のデイサービスには利用者がいて、なかには犬や動物が苦手な人がいる可能性があるので、仔犬が見つからないように連れて行こうとしました。
しかし、ある利用者に見つかってしまいました。すると、その利用者は笑顔で手招きし、「少し抱かせて」と、仔犬を抱きました。
そして、抱いたままフロアまで連れて行き、わが子のように、他の利用者に「見て、かわいいでしょ」と紹介を始めました。すると、ほかの利用者も笑顔になり、「かわいいねー」など、雰囲気が明るくなりました。
いつもは表情のかたい利用者にも笑顔が見られましたが、「我慢している利用者もいるだろう」と思い、その後は連れて行くのを控えていると、デイサービスの連絡ノートに、家族から喜びの声が書かれていました。
「久しぶりに犬を抱いて、帰宅してからも喜んでいた。また、連れてきてほしい」
動物は好き嫌いが分かれてしまい、アニマルセラピーの導入には気が引けてしまう面もあります。しかし、家族や利用者の意向を確認し、衛生面に配慮をし、順を踏んでいけば、利用者の満足や気分転換、スタッフの癒しにもつながると感じました。
今後はアニマルセラピーについて勉強し、導入できるように取り組んでいこうと思います。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。