Kaigo3.0という考え方
『コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』(朝日新聞出版)という本があります。本の中では、これからは「人が中心になる。そして利用者(顧客)がパートナーになる時代」とあり、そのポイントとして、マーケティング3.0では『いかにパートナーに協力してもらうか』が重要だと書かれていました。
「マーケティング3.0」と聞いても耳慣れない人も多いと思いますので、表を用いて整理します。
デイサービスの今後
現在、デイサービスは全国で3万事業所を超え、数の上ではコンビニエンスストアに匹敵するほど増加しています。皆さんも、朝の送迎時、デイサービスの送迎車両が頻繁に走っているのを目にすることでしょう。
数の上では飽和状態となっていますが、サービスとの特色やコンセプトの打ち出し方、周知に関しては未成熟な状況でもあります。
利用者同士のつながり
先週末から福岡、鹿児島と出張に行きました。福岡の事業所の取り組みは、心温まるものでした。
どういった取り組みかというと、デイサービスを利用されている方が入院した際、他の利用者から、お見舞いに何かを送りたい。利用者全員で、クラフトで千羽鶴を作って届けようということになったそうです。
小さな対応
デイサービスにおいて、クレームや要望で多いのが、忘れ物や、利用者の所持品の間違えなど、帰り際の対応です。デイサービスのフロアは多忙な時もあり、利用定員が多くなればなるほど、荷物の入れ間違いや忘れ物が増えるリスクが増します。小さなハンカチ程度のものであればまだしも、薬など重要なものであれば、大きな問題につながる可能性があります。
下着やタオル、箸など個人の使用するものであれば、本人に不愉快さを感じさせ、信頼を損なってしまいます。そうしたことが続くと、最悪の場合、利用停止につながることになります。
アニマルセラピー
今までも飼っていたのですが、15歳を目前に亡くなってしまい、寂しさから、実家でラブラドールの仔犬を飼いはじめました。