介護事業所のコンビニ化
2012年06月19日 09:00
去る6月15日、日本全国で介護セミナーをされている小濱道博先生と、「新時代の介護経営セミナー」を開催しました。北海道、福岡、大阪など、遠方からも受講者が大勢いました。今回のブログは、小濱先生の講義で特に重要だと感じたことをお伝えします。
コンビニ化には2つ視点があります。一つは事業所数の視点。ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートの店舗数が約3万4000店。介護事業所は、デイサービス3万事業所、訪問介護2万7000事業所となっていて、コンビニと同じくらいの規模で広がっています。
二つ目は、サービス面などの内容についてです。全国のコンビニはどこにいっても同じお弁当、商品が並んでいます。ということは、消費者、介護業界でいえば利用者にその違いがわかりにくいということです。
介護のコンビニ化という視点は、サービスのコンセプト、事業所の得意分野の発信、周知という面が重要になるという必要性を表わしていると感じました。介護保険事業という同じサービスの中で、規模だけでなく、事業所ごとの特色を明確にすることが、利用者のサービス選択の幅が広がり、大切になってくると感じます。
セミナーの様子
セミナー終了後、私の主催する介護サービス創造研究会のメンバーと沖縄で合流しました。沖縄へ行った目的は、ラジオ出演です。
下記で配信されています。
http://www.fmnaha.jp/podcast_detail.php?program_id=45
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