効果的な申し送り
新規の利用者へのサービスの際、申し送りはとても重要です。「どのような疾病があるのか」「家族構成は」「要介護度は」、さらに性格や好みなど、個人ファイルの書式だけでなく、実際にサービス担当者会議に出席した担当者から口頭による申し送りが必要な時もあります。
利用者・家族に向けた情報発信 その2
先日、コンサルティング先の管理者・ケアマネジャーと打ち合わせをしている時、利用者家族の評価が低いという相談がありました。
その施設はグループホームとデイサービスを別の場所で運営している法人です。管理者という立場上、家族会等で家族と話している時、「入浴の際は○○のシャンプーを使用してほしい」「冬は入浴剤を入れて工夫をしてほしい」「季節のイベントは頻繁に行ってほしい」というような要望が多くあったそうです。
この法人では、シャンプーは無添加を使い、希望によっては香りのよいものも使っています。お風呂に関しても、炭酸泉の装置を導入し、季節に合わせてゆず湯や菖蒲湯等も行っています。季節のイベントも月1回開催しています。また、こうした取り組みを会社のブログやホームページで配信しています。
介護と農業の可能性を探る
去る4月7日、介護と農業の可能性を探るセミナーを開催し、NPO法人えがおつなげての曽根原久司さんを講師に迎えました。
曽根原さんは元々、金融コンサルタントの仕事をしていましたが、農業に興味をもち、山梨県北杜市に移住し、放棄された農地を開墾してきました。
外国人介護士
先月発表された介護福祉士国家試験の合格発表では、インドネシアやフィリピンから来た介護士が初めて受験し、36名が合格したことは、メディアでも大きく取り上げられ、報道を耳にした人も多いのではないでしょうか。
私自身は当初、外国人介護士に反対でした。一つは言葉の問題であり、もう一つは文化の問題です。