ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> プロフェッショナルブログ
辻川泰史の「介護事業所運営のコツ、教えます」

利用者・家族に向けた情報発信

 本ブログでは、情報発信について何度か書いています。なかでも、ホームページやブログを活用し、情報を発信していく重要性や効果を伝えてきました。
 情報を得たくても得がたいのが現在の介護業界です。特にインターネットの活用は、求職者の採用などには効果があります。利用者家族にも、インターネットができる人には有効です。

続きを読む

 しかし、現在の利用者世代の家族のなかには、インターネットに不慣れな人も多くいます。施設やデイサービスでは、どこかに行った時の写真や何かを制作した時のクラフトなどを持ち帰ることで、利用者自身が施設で何を行ったか、家族が把握することもできます。しかし、毎回何かを持ち帰るはできません。
 家族は利用者に「今日はどうだった?」と尋ねますが、行った内容をしっかりと伝えることのできる人は、家族もサービス内容をある程度把握することができるので安心でしょう。しかし、認知症の人の場合は、「何もしてない」と答える場合も少なくありません。
 「利用者のために」とどんなにがんばっても、周囲に伝わらなければ評価されにくくなります。周囲の評価のために行うわけではありませんが、家族に説明して知ってもらう努力が必要です。
 民間の介護事業所が増加し、地域によっては飽和状態ともいえる現状では、経営的にみた場合、利用者の家族への周知は特に重要になります。想いだけの運営ではなく、行ったことを伝える努力も求められてきます。
 ○○通信や○○新聞など、自社の取り組みを伝える努力をしている事業所もありますが、画一的な書式ではなく、読んで面白みがあり、ためになる紙面づくりが必要です。当社も今期より、家族向けの情報を発信を行うため、下にある新聞を作成するようになりました。

tsuji20120321.gif


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
辻川 泰史
(つじかわ やすし)
1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/
2g66

メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books