2011年10月15日 講演会
2011年10月18日 12:25
10月15日、東京都副知事の猪瀬直樹さんとコンサルタントで作家の神田昌典さん、アサヒビール名誉顧問の中條高徳さんの講演会を開催しました。
そのなかでいくつかあった質問を紹介します。
○リーダー像について
中條先生:決断の為にリーダーがいる。決断するためには勉強もする必要がある。決断するためには責任感と気概が必要。
猪瀬先生:発想力があるかないか? 構想、ビジョンがあるかないか?会社の仕事だけは構想力が広がらない。
○読書について
猪瀬先生:古い本を読むこと。自分の生まれた前に出版された本を読むこと。
中條先生:嫁に行って里帰りの際のお土産は本だった。体験を積むために必要。読書は疑似体験できる尊さをもっている。
○感性を磨くためにはどうしたらよいか
中條先生:恋をすることが大事。恋をすると相手に好かれたいから、嫌でも思いやる気持ちになる。そうなると自然と感性が磨かれる。
全部紹介しきれないことが残念です。
中條さんは84歳。アサヒビールの名誉会長という職のかたわら、全国で講演しています。自分の世代のことを次世代に伝えていくことを使命としているのです。
介護の仕事は、実際にこういった方の話を身近に感じて聞くことができます。利用者から学ぶことが多くあると感じている介護職は多くいることでしょう。実際に学んだことを自分の人生に置き換えて考えてみる、その知識を広めたり広げていくことで自己を高めることにもつながるでしょう。それが介護の仕事の魅力の一つでもあると感じます。
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