情報発信に動画はいかが?
動画サイト「TouTube」の普及により、最近では動画を用いた情報発信をしている介護保険事業所が増えています。「動画は難しい」と感じる事業所もいまだ多いのは事実ですが、最近のデジタルビデオカメラでは、「TouTube」に公開するソフトが付いているものもあり、専門的な知識がなくても簡単にできます。またスマートフォンを使用すれば、撮影してそのままWEBに公開することも可能です。
デイサービスの送迎時の事故をどう考える?
去る4月には群馬県、そして9月には福島県で、デイサービスの送迎時の交通事故で利用者が亡くなる事故がありました。
運転していた職員の責任もあるでしょうが、私にとって決して他人事ではありません。デイサービスを運営している事業所には、常にこうした危険が伴います。
少人数での事業所運営
今回は、少ない人員で事業所を運営するメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
まずメリットですが、次の事柄が考えられます。
・職員の配置が少数で運営できる
・利用者のペースに合わせた介助ができる
・実績業務の負担が少ない
・必要最低限の車両の保有台数で済む
・利用者の好みに応じたレクリエーションを行うことができる
・稼働率を上げることが容易
・給与の還元しやすい
・スタッフが独自の特色を出すことができる
・利用者の個別ニーズに対応しやすい
それでは、デメリットは何が考えられるでしょう。
・職員が少ないため、欠勤時の対応が困難
・特定の利用者へ偏りがちになる可能性がある
・実績業務をスタッフが兼務することになる
・サービスが偏りがちになる
・スタッフの退職時の引き継ぎが膨大になる
・特定のスタッフの特色が大きくなる可能性がある
・スタッフの負担が増す
・活気に欠ける曜日が出てくる
これらを踏まえた上で、少人数の事業所での工夫を考えてみましょう。
介護職の自己投資
来月10月23日は、2011年の介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)です。
当社でも数名のスタッフが受験する予定です。こうした、取得することで業務の幅が増える資格やスキルアップは必要です。目に見える形のスキルアップは、多くの人が行います。それでは、何のためのスキルアップなのでしょうか。
自己投資やスキルアップも時には必要です。自身の経済状況を向上させることにより、家族の生活も安定します。しかし、成果の見えないスキルアップにあまり自己投資する人は多くありません。これは当然でしょう。無駄なことに時間やお金を使うのは意味がありません。しかし、意味がないと決めつけて、自分の行う範囲を狭めていることも少なからずあるでしょう。