自社の設立動機を浸透させる
2011年08月23日 14:00
最近、「DEAN & DELUCA」(ディーン・アンド・デルーカ)と書かれたトートバッグを持っている女性をよく見かけます。
最初は何かのブランドなのかと思いました。しかし、駅などでショップを見かけ入ってみると、輸入食品の販売およびカフェを営業するチェーン店でした。
私は、女性たちがなぜこのトートバックを持っているのかと疑問になりました。確かにロゴが映えることもあるでしょう。しかしそれだけでは、バッグの専門ブランド等のデザインにはおよびません。気になって、同社のホームページを見てみると、そこには創業のエピソードが書かれていました。
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「まだ誰も体験したことのない、あたらしいフードカルチャーの創造の場を!」
小さなチーズ専門店からはじまったふたりの「飽くなき夢の探求者」、ディーンとデルーカの出逢いとその交流は、DEAN & DELUCAのはじまりにおいて、なくてはならない大切なエピソードでもあるのです。
このように、どのような目的で運営されているのかが書かれていました。その事業性、設立動機に共感するからこそ、自社の社名の入ったトートバッグをおしゃれに敏感な女性が持ってくれるのでしょう。
介護事業所も、設立動機をわかりやすく地域に伝えていくことが大切です。介護事業所の多くは設立の想い、事業の方向性をもっています。しかし、それが伝わりにくい、または伝えていないことがあります。これではもったいないですね。自社メディアのホームページや動画などを作成し、社内報などで周知していくことが求められます。そうしたことで、利用者に支持され、スタッフに共感されるのです。
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