ケアマネジャーの待遇と改善
次の介護保険制度改正において、ケアプランの作成料が有料となる見通しです。そこで今回は、ケアマネジャーの業務と待遇、さらにはその改善策を考えてみます。
当社を含め、通所介護と訪問介護のほか、居宅介護支援事業所を併設している法人は多くあります。居宅介護支援事業所を併設する目的は、大きく分けて次のようなものです。
(1)地域へのニーズ対応
→居宅数が少ない地域など
(2)利用者の介護保険の相談窓口としての貢献
→ワンストップサービスの意味を含む
(3)自社サービスへの紹介
→もちろん利用者の選択による
以前は利用者を抱え込み、自社のサービスだけ利用してもらうプランを強要された声を多く聞きました。現在は改善されたと思いますが、少なからず存在するのではないでしょうか。
「介護業界活性化フォーラム2010」を終えて
11月9日、「介護業界活性化フォーラム2010」を開催しました。遠くは北海道、鹿児島からの受講生もいました。参加してくださった方には本当に感謝です。
第一部は袖山卓也さんの講演です。
「介護業界は賃金が安い、介護業界は仕事がキツイ、介護業界は人間関係が大変だ、職員とコミュニケーションが難しい、制度が、国の政策が、介護保険が、そういうことを四の五の言う前に、自分が変われ!」
「愚痴をこぼしている暇があったら、その時間を、じいちゃんばあちゃんのために使えよ」
とても熱意のある講演でした。
写真 袖山卓也さん
介護サービスの効率化
職員の募集面接では、「学ばせていただきたい」「勉強させていただきたい」という求職者がとても多くいます。
これらは一見すると謙虚で向上意欲のあるように見えますが、経営者の視点で考えてみると……。
介護業界の活性化
最近、介護業界を活性化するという取り組みが多く見られています。多くの人たちが業界の発展のために行動を起こしていくのは、とても素晴らしく嬉しいことです。