健康管理の大切さ
2010年09月28日 09:00
先週は約2年ぶりに体調を崩しました。数年ぶりに点滴をし、1日ではありましたが家族や病院の看護師の方から介護を受けました。
点滴中は手がしびれて、意識朦朧でした。
病院では汗が出ていると、さりげなく布団をずらして下さったり、逆に少しせき込むと布団をかけてくれたりと、本当に心使いが嬉しく、学ぶことができました。
声かけをして下さる時の姿勢や声の高低など心地よく、患者の立場に立った対応をしてくれたことが嬉しかったです。
また、お手洗いの手すりの便利さ、待合室の空調管理と、普段はあまり気にならないことに目が向き、「ここは快適だ!」「ここは少し不便だな」等と観察していました(あまり余裕はなかったですが…)。
食事にしても、お粥でした。体調が回復し、普通に食事をできることが本当に幸せなことだと実感できました。
デイに来て下さってる利用者様、訪問介護の利用者様で体調が良くない方はどう感じているのかな? 利用者様はどういう気持ちだろうか? そんなことを考えていました。
たかが2日間ほどで完治できた風邪ではありますが、少しは相手の立場に立てたのではないかと感じます。
介護研修で、利用者様の役をし、オムツをしたこともありますが、その時はリアルには感じられませんでした。約4年前に入院・手術した際、麻酔後にオムツとバルーンをしました。その時の不快感、恥ずかしさは、身を持って相手の立場になることができたと思います。
武者小路実篤の言葉に次のようなものがあります。
「人生にとって健康は目的ではない。しかし最初の条件なのである。」
私生活と仕事を充実させるためには、当たり前ですが、普段からの健康管理の大切さを痛感した一週間でした。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。