福祉の仕事の意味
2010年09月14日 09:40
先日、『介護職のためのストレス対処法』『介護ストレス解消法』の著者、横浜国立大学の堀之内高久先生のワークショップに参加してきました。約15名の参加者のうち、福祉関係者は6名ほどでした。
堀之内先生(右)と著者
右脳のビジネス、左脳の福祉分野で仕事をされている人たちがともにワークを行うことはそれぞれ補完することも多く、共感的なこともあり、気づきを相互に得られる効果があるとのことです。
ワークショップの中では、「福祉の仕事」を体系的に考えるきっかけになったワークがありました。
普通にすくっていたら水を移すことはできません。自分の手で蓋をすくいますが、効率良くいきません。そこで、掌を蓋の代わりにして行います。
水を移すことはできますが、なかなか順調にはいきません。しかし、空の器を見ると、少しずつではありますが、たまっていることに気づきます。このワークは福祉の仕事を表わしています。
小さな成果に大きな喜びを感じることができる。
また、小さなことだけども気が抜けず、地道ではあるが行い続けることで喜びも大きくなる。
このワークショップを通して、福祉の仕事の意味を感じとることができました。ブログ読者の方も、スタッフ同士等で試してみることをおすすめします。
日本メンタルサバイバルセンター
→ http://www.nm381.co.jp/
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