人と人をつなぐセミナー
7月の後半は、主催するセミナーが目白押し。17日は、群馬で介護事業を運営されている有限会社プライマリーの梅澤さんによる、職員管理の講演でした。24日は、カリスマ介護士・笑う介護士の袖山卓也さんと、パーソンセンタードケア講師の寺田真理子さんによるコラボレーションセミナーを主催しました。
梅澤さんは、良質な運営をしていくために必要なこととして、スタッフとの心のつながりに焦点を当てた講演でした。袖山さんの講演は「さすが」と言わんばかりの心に響く内容が盛りだくさん。その一部をご紹介します(以下)。
「僕らのような介護のプロの存在なしには生きていかれない人のことを考えていくことが必要だ! 世の中にはもっと介護が溢れなければならない」
「価値に値する仕事を行う必要がある」
「相手は人間です。麻痺していてはいけない」
また、袖山さん寺田さんともに、漢字の解釈について話をしていました。袖山さんからは「起」、寺田さんからは「念」です。
「起」=己を走らせること
「念」=今の心を大切にすること
介護の仕事には「介護技術」「介護知識」が重要かつ大切です。と同時に、人の心を汲みとる感受性、人に接する仕事を行う自分に対する自己研鑽が必要です。
両講師が共通して言われたことがあります。それは、講演を聞く時に自分のことのように照らし合わせて考えること、自分の勤務先を思い浮かべて誰かに伝えるつもりで聴くことです。
セミナーは受講生同士の縁をつなぐ場にもなり、主催者としてのやりがいも感じました。これからも、介護業界に携わる人の縁を結ぶことも目的とした講演会、研修会を開催していきたいと思います。次回は8月21日です!↓
http://www.eichieru.com/seminor_sankhon.html
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