社訓=コンセプト
弊社の武蔵野事業所のコンセプトは沖縄風デイサービス。合い言葉は「いちゃりばちょーでー」。一度出会ったら皆友達という沖縄の言葉です。
なぜ沖縄風にしたのか?とよく尋ねられますが、理由の一つは、私自身沖縄料理店が好きで、よく通っていたからです。沖縄料理がおいしいのはもちろん、何かとても落ち着くのです。
オリオンビールを飲み、少しほろ酔い気分でふと思いました。
「利用者もこういうところに来たら喜ぶだろうな」と。
同じことをするにしても、雰囲気が大切だなと深く感じたのです。同時に、職員も気分が変わっていいだろうなとも思いました。
外食イベント(居宅介護計画書に基づき、通所介護計画書の目的に記載して)で連れてこれないかなと思いましたが、多くの沖縄料理店は半地下や2階で階段が狭く、歩行の困難な利用者には難しいのが現状です。だったら自分で作ってしまおうと思い、開設したのが武蔵野事業所です。
武蔵野事業所は弊社にとって3つめの事業所でした。先行する2事業所はコンセプトを考える余裕もなく開設しました。コンセプトをもって開設した事業所では、自然とスタッフの意識が共有できました。そこにはハードの影響も大きくあったと思いますが、ソフトという土台が合ってハードは活かされます。
最近では、有名なホテルの社訓(クレド)を参考にしている法人も多くあります。下記に大手企業の社訓を紹介します。
ユニデン
・指示が正しくとも、それが正しく実行されないのは、指示の出し方が悪いという事を自覚せよ。
又指示を出すからには、必ず、最後の結果が出るまでフォローせよ
・部下の冠婚葬祭はもちろんの事、個人的な事に関しても誠心誠意事にあたり面倒をみよ。
ヱスビー食品
・柱となり宝となれ、そこになくてはならなぬ人となれ!君の希望も情熱もその為にあるのだ
・自己啓発に努めよ!これがないから君には迫力も進展も自信もない
フランスベット
・一秒を二秒に生かせ。時間は黄金にまさる。
・無理な仕事でも一度はやれ。やらずして結論をだすのはもっとも危険である。
歴史ある企業の理念からは学ぶことが多くあります。自分たちの法人に合った理念を言語化することを行ってみましょう。
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