会議の名称、ひねっていますか?
組織を運営していくうえで必要不可欠なことの一つに、会議(ミーティング)があります。組織の目標(ビジョン)の共有や方向性の確認、職員同士の連係を深めるためには欠かせません。
しかし、この会議(ミーティング)が事務的、作業的になってしまい、単なる流れ的作業になっている場合が少なからずあるでしょう。
会議(ミーティング)の進行のノウハウは、個々の経験や書籍などから知ることができ、試行錯誤のうえで、法人に合ったやり方を行えます。しかし、管理者視点で会議(ミーティング)を提案すると、その意図や目的が現場の職員に伝わりにくいものです。
運営者からすれば「会議では積極的な意見を発言してほしい」という期待があると思います。しかし、職員の立場からすれば「会議」という言葉に重みを感じ、特に入職間もない職員や新卒の職員は発言しにくいでしょう。
そこで、ちょっとしたことですが、「会議」を違う呼称にしてみるだけでも違います。たとえば、
・デイサービス企画会議→スマイル(法人名)ミーティング
・社員会議→ハッピーサミット
・サービス運営会議→ハッピーサービス向上倶楽部
会議の名称を変えるだけで、運営の担当を依頼する際にも受けてもらいやすくなります。
「今度の企画会議の担当をお願いします!」
「今度のスマイルミーティングの担当をお願いします!」
どちらが楽しそうですか?
当社の会議の様子
もちろん、会議は法人の方向性を決めるものなので、安易でしまりのない名称は良くないと感じることもあるでしょう。しかし会議は、良い発想を出し合い、サービスの向上につなげることが大きな目的の一つです。クリエイティブな意見を出しやすくする工夫として、時には会議の名称を変えてみることも大切です。
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