ソーシャルメディア的お誕生日
ソーシャルメディアにもいくつかありますね。
ホームページ、ブログ、ツイッター、そしてフェイスブックです。ケアタウン総合研究所でホームページを作成したのが10年前だったかと思います。当時は、Eメールのやりとりは一般的になっていましたが、ホームページはそれほどではありませんでした。
「作るには結構手間がかかるのに、どこのだれが見ているんだろう?」と疑心暗鬼でした。ホームページはほとんど「所詮、見せかけだ」という印象が強かったように思います。
ところがところが…今では、ホームページがないことで信用をなくす時代になりました。半年以上更新していないと「あれっ、ここ辞めちゃったのかな?」と判断される時代になりましたね。
このブログだって、中央法規のホームページの連載です。『月刊ケアマネジャー』にも連載をもっていますが、あちらは月1回。ところが、こちらは週1回。なにしろ印刷するわけではないので、私の原稿?を読むのは担当の編集者のみ。修正を求められるのは余程で、大抵そのままでアップされます。文章量もほとんど気にしていません。
前置きがいつも長いタカムロですが(^_^;)、今回はソーシャルメディア的誕生日にしたのはなぜか?ということです。それは、フェイスブックで誕生日書き込みがたくさんあったからです。
先日の1月22日のことです。この日は「友達」になっているみなさんから「いいね!」でなく「お誕生日おめでとうございます!」が届きました。なぜ届くか…その理由は、フェイスブックは実名登録、誕生日登録が条件となっているからです。ブログやツイッターではハンドルネームがOKなので、匿名でモノを申すことができますが、フェイスブックでは認められません。そして、自分の顔や好きな景色などもアップできます。まさに「顔の見える関係」が成立するわけです。
フェイスブックの効用はいくつかあります。
・顔の見える関係になる
・顔の見える関係が広がる
・書き込みにリアルタイムで反応がある(例:「いいね!」)
フェイスブックで顔を見ているので、全国の研修会であいさつをされても「久しぶり」とはならないんですね。「いつも会っている人とたまたま会った」というノリなんですね、お互い。
これはすごいことですね。顔が脳に焼き付いている?ので「親しみ感」を脳が反応しているわけです。
フェイスブックの使い方で驚いたのは、若年性認知症の方の活用方法です。それは「その日に会った人との記念写真、起こったことの出来事」などを写メで残し、フェイスブックにアップするというもの。
これだと、昨日だれと一緒で何をやったかを思い出すきっかけになるからです。なるほど…ですね。
そして高齢者のみなさんも、孫たちとフェイスブックで交流をしているというもの。70歳代なら十分に使いこなせます。遠く離れていてもフェイスブックで「家族の絆づくり」ができるなら、ケアプランの中に「1日1回のフェイスブックのアップ」を入れ込んではどうでしょう?外出先で写メを撮って、それをアップして、友だちや孫たちが「いいね!」を押すというプランもありだと思います。
いろいろ使い勝手がいいのも、体験してみたから…
これを刺激にやってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私は「ライン」はやっていません。ちょっとせわしない感じがして…(^_^;)。
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【研修会場・写メ日記】
岩手県宮古圏域地域ケア会議研修会
岩手県一関圏域地域ケア会議研修会
岩手県陸前高田市「多職種連携と地域ケア会議」
青森県八戸圏域定住自立圏福祉合同研修会
「利用者本位とチームケアに活用する個別サービス計画」
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