総括:2014年 私のあっちこっちどっち
2014年も残すところ、あと1週間を切りましたね。
クリスマス・イブを過ぎると、気分がいっきに年末・大晦日へなだれこむのが日本の習わしです。そして1月1日の正月になると、いよいよ正月三が日が始まり、あっという間の3日間が終わってしまうと、4日(土)からは「仕事!訪問!利用開始!」となるのでしょうか?
世間的には、企業は6日(月)始まりが多いので、大型連休9日間でしょうが、ケアマネジャーの皆さんのなかには、気がかりな利用者の方々には「年末・正月のごあいさつ訪問」をされる方もいらっしゃるかと思います。
月刊ケアマネジャー連載裏話:「事例検討会」での学び方~参加者編~
月刊ケアマネジャーでの連載、「高室流“自分育て”の学び術」の12月号は、「事例検討会」での学び方(参加者編)を取り上げました。
ケアマネジャーの皆さんにとって、事例検討会は人気の「学び方」の1つです。今回の執筆にあたり、なぜそれほど人気なのか…と考えてみました。
まずは、その要素として、多様な見立てと手立てが学べる、多様なチームケアが学べる、専門的な知識と技術が学べる、さらに医療的視点でのリスクマネジメントが学べる、などなどを紹介しました。
「ビジネス誌」が軒並み介護特集
このところ、書店のビジネス誌のコーナーに立ち寄ってみると、ちょっと不思議な光景に出会うでしょう。なんと介護特集をやっているビジネス誌が積まれているからです。
それが週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、週刊東洋経済の3誌です。この3誌の読者は、30~50代のビジネスパーソンが対象です。そのビジネス誌がどうして「介護特集」を組むのでしょうか?
「1000日目」に訪れた帰宅困難区域
あの東日本大震災から1000日が経過する数日前、私は、福島県浪江町、双葉町、大熊町を訪れました。それができたのも、12月1日(日)、福島県介護支援専門員協議会田村支部の10周年の会で基調講演をするために前日入りしたからでした。
これまで岩手県や宮城県には数回訪れているのですが、福島県はまだでした。津波被害を受けるだけでなく、原発被害まで受けた福島県民のみなさんの様子は、テレビを通してしか知ることがありませんでした。
今回、浪江町出身の立川さんと双葉町出身の山田さんに同行して「帰宅困難区域」を視察することができました。