「CADL研究会」の第1回発表会!
11月17日(日)、ようやくCADL研究会の第1回発表会が終了しました。この勉強会を始めて約半年、手探りをしながら進めてきましたが、皆さんに「まずは、伝えてみよう。そして評価をいただこう」と、メンバー一同、開くことを決めました。
タイトルは、「CADLの視点に立ったケアマネジメント実践報告&シンポ」です。
全体は3部構成です。(1)私の講義、(2)実践報告(2事例)、(3)ミニシンポの順序で進めました。
「ケアプラン」を拡大コピーしましょう!
先週からケアプラン研修が続いています。
今週の火・水に訪れたのは、新潟県南魚沼市。今年度から「ケアプラン点検」を始めるので、地域包括支援センターと行政担当者にはその手法と進め方を、現場のケアマネジャーの皆さんにはそのメリットと活用の仕方を研修したいという依頼でした。
こういう研修では、事前にこのようなお願いをしています。
「参加されるケアマネジャーの皆さんには、“これぞ!”というプランを1名分持ってきてもらってください。できれば、要介護1~2の方のプランにしてください。もちろん、個人情報の部分は削除してもらってくださいね」
生まれ育った「地元・京北」で研修
今週の火・水は、私が生まれ育った地元で研修会がありました。
今年で4回目の恒例の研修となります。
私が生まれ育ったのは、京都市から車で約1時間走ったところの京北町というところです。当時は合併する前ですから、北桑田郡京北町という名前でした。
周囲を杉(北山杉)に囲まれた山村といえば、ぴったりとくるでしょうか。この地に0歳から18歳までを過ごしました。
いわゆる、私のそもそもを育ててくれた「ふるさと」ですね。私は全国の市町村を研修で訪れますが、どこの田舎に行ってもなつかしくなるのは、この地に生まれ育ったからでしょう。
「ADL」とは何者か?
アセスメントというと、「ADL」のことが必ず取り上げられます。英文表記では「activities of daily living」、日本語では「日常生活動作」と訳します。具体的には、「食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴」と説明されますね。
そして、「料理、買物、掃除」などは「IADL」です。これは「日常生活関連動作」のことです。
さて、この「日常生活動作」という翻訳ですが、果たしてこれは正確なのか、という疑問をずっと抱いています。
いわゆる“直訳”としては正しいのでしょうが、現場の理解を考えると、若干の意訳が必要なのではないでしょうか。ちなみに意訳とは、「意を汲み取った翻訳」という意味です。