介護電話相談の現場から
先週は、『月刊ケアマネジャー』2013年9月号の認知症特集に登場されたもう一人の方に取材をしました。その方は、角田とよ子さん。角田さんは、社会福祉法人浴風会の「介護支え合い電話相談室」の室長です。
電話相談を始めて9年…これまでの実践を『介護家族を支える電話相談ハンドブック』(中央法規出版)にまとめられました。
雑誌の人と会う
『月刊ケアマネジャー』にこの4月から連載している「自分育ての学び術」。おかげさまで、読者モニターのみなさんからも評価をいただいているようで、なによりホッとしています。
と同時に、私は日々何を学んでいるかな、学ぼうとしているかな、と振り返りました。私の前にある教材は…と考えて、ひらめきました。まさにこの『月刊ケアマネジャー』が、私の「学びの扉」であり「宝庫」だな、と。
つまり、登場している方々にじかにあってお話を聴くことから始めようと思い立った次第です。
交渉という技術
5月から、横浜市の地域ケアプラザや区の社会福祉協議会の地域福祉担当を対象にした地域コーディネーター研修をお手伝いしています。私の担当はCコース。Aコースは統計、Bコースは制度・政策なのですが、Cコースは実践的な仕事力に関わるものです。ファシリテーション、コーディネーション(調整・交渉)、プレゼンテーションを実践的に学びます。
そこで、今週月曜日に講義をした「交渉力」について話したいと思います。
横浜市地域コーディネーター研修Cコースの様子
「患者紹介ビジネス」という闇
先日の朝日新聞(8月25日付)の一面に、「患者紹介ビジネス横行」という記事が掲載されました。読まれた方も多いのではないでしょうか? でも患者って、どうやって紹介するのでしょうか?
がんや難病患者などの「友の会」から紹介してもらうの?
一般的にはそう思われがちでしょう。しかし、実は、かなり手が込んだやり口でした。ケアマネジャーの皆さんにとっては、「あるある」と連想される方も多いかもしれません。