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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2012年02月

~京都府の「お元気還付」の試み~

 先週、ネットでオヤッ!と思わせるグッドな知らせがありました。みなさんのなかにすでに知っている方もいらっしゃるでしょう。

 それは京都府が、90歳以上で10年間、介護保険を利用していない方に3万円を還付しようと決めたこと。それも現金還付でなく(これだといろいろと制度上問題が生じるのです)、「商品券」として還付し、商店街には3,000円のプレミアムをつけてもらうことで、実質は「33,000円」の還付になるわけです。



再会・再会・再開!

 先週の火曜日は福岡県社協主催の市区町村社協コミュニティワーカー研修会でした。タイトルは「地域支援のススメ」です。

 私の講義の前に2人の社協マンが約20分ずつの東日本大震災の報告をしてくれました。福岡県社協は福島県浪江町への支援に入っていたそうです。その様子を報告した1人が園木崇嗣さんです。かれの報告が実にユニークでした。名刺を見ると社会福祉士です。
 ずいぶんと話し慣れているなと思いながら聞いていました。



わかっちゃいるけど?やめられない  

 私たちには、周囲から指摘されて「あっ、そう見えていたんだ」と素直に受け入れることができる瞬間と「えっ、そんなことはない」とついつい否定したくなる瞬間があります。
 もちろん、その相手との人間関係が影響はしますが……。



102歳のツーショット

 これまで出会ったなかで最長命の方は、何歳だったでしょうか。私の今までの記憶ではせいぜい90歳ちょっと。お話をできる90歳代の方はいらっしゃらなかったですね。多くは、特養でした。寝たきりになった方のベッドを「あの人は93歳です」と紹介してもらうのがパターンでした。

 先週、私は今まで出会ったなかで最長命の102歳の百世さんと出会い、会話を交わすことができました。もちろん、普段のままの会話で楽しくもあり、笑いもあり、微笑ましくもあり。
 その場所は愛媛県松山市の宅老所あんきでした。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
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著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
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