昭和リバイバル
リバイバルとは、復活・再生・復興の意味といいます。再ブームといったほうがピンときますね。その典型が由紀さおりさんです。「夜明けのスキャット」がYou Tubeをきっかけに欧米で注目され、ヒットチャートを大ばく進中といいます。いまは全米ツアー中とあり、インタビューを受けたご本人は「一番びっくりしているのは自分です」と、うれしい戸惑いの感想を話されていました。
なにがきっかけかわからないですね。
由紀さおりさんをYou Tubeで検索すると、ちあきなおみ、浅丘めぐみなど昭和の歌謡曲がずらりと並びます。テレビなら「懐かしのヒットパレード」なる特番が組まれないとなかなかお目にかかれない映像がたやすくアップされています。
著作権や肖像権の問題も色々とありますが、このような懐かしの秘蔵の番組をみることができるのは、一人のユーザーとしてはとてもありがたいものです。
昭和のリバイバルといえば、アニメの実写版もにぎやかです。「妖怪人間ベム」に始まり、映画「ワイルド7」まで、他にネタがないのかと思うばかり。昭和30年代生まれにとってはテレビにくぎ付けになっていた番組ばかりですから、たしかにそそられるのですが、どうにもイメージ通りでない場合は、ちょっと興ざめだったり。
ただし、出演している昭和50年代生まれから平成生まれの俳優さんたちは、昭和の番組や時代背景を勉強して演技を工夫しているんだろうなと思うと、なぜかうれしい気分になったりします。
私が研修会で「大正生まれでなく昭和ひとケタ生まれのアクティビティを作りましょう。そして戦後の団塊の世代を想定したケアを考えましょう」という話をすることがあります。
いまなお、イラストでお婆ちゃんを描くと、なぜか和服・円背・丸髷がお決まりだからです。でも現実はどうでしょう……。
おしゃれな洋服、ヘアカラーにウイッグ(部分カツラ)、背筋も伸びて、とても70代とは思えないお婆ちゃん? がたくさん。なにしろケアマネ研修の自己紹介で「私、孫が3人います」と話す50代のケアマネさんが当たり前にいらっしゃるのですからねぇ(^_^;)。
話題は昭和リバイバルです。
そこで驚くのはあのAKB48のユニットのひとつの、渡り廊下走り隊7が東京・新宿の「うたごえ喫茶ともしび」で新曲「希望山脈」発売イベントを行ったというニュースでした。同曲はまさに昭和歌謡風な応援ソング。60年代に流行した歌声喫茶がこうやってリバイバルになるとは……。
平成生まれの人たちがケアの現場で働くのも一般的になってきました。昭和生まれは、生まれた年代ごとに志向も好みも好きな音楽・映画なども異なります。団塊世代だからビートルズというわけではありません。フォークやニューミュージック、ロック好きも、カラオケだと演歌大好きという人だっているわけですから。
まずはエンターテインメントから「昭和探検」を始めてみるのもいいと思います。その点ではYou Tubeは優れもの。活用しない手はないと思います。職員研修の教材としてもいいですよ。
梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」♪は必見ものです!(^^)!
ムロさんの写メ日記
【みえ福祉連携事業 講演とシンポ「小規模事業所と災害支援ネットワーク」】
講演をする池田昌弘さん(全国コミュニティライフサポートセンター事務局長)。テーマは「東日本大震災と小規模事業所連携による救援ネットワーク」
DVDをまじえて講演をしてくれた礒貝学さん(NPO災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード三重支部支部長)
小規模事業所ではじめる防災・減災対策と災害時の避難・救援・復興の連携の在り方をシンポ形式で話し合いました。バックは三重県の地図です
熱心に聞き入る三重県内のグループホームなど小規模事業所の皆さんです
3人の記念ショットです
【新潟県社協主催 社会福祉法人職員「伝える力」研修】
9月に引き続きの研修です。すでに新潟は寒い(>_<)
グループワークで「なぜうまく伝わらないか」を話し合います
【札幌市北区小規模事業所連携事業「感情労働とメンタルマネジメント」】
対人援助のプロセスで援助者の心理で起こっている「外面と内面」の作用について話しています
定番となったサイン会。握手会もやってます
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