隠岐景色、いろいろ
先週の金曜日から島根県隠岐の島にやってきています。
みなさんは隠岐の島ってどこにあるか、すぐに想像がつきますか?
3年前から、離島研修にはとりわけ思いが深く、これまで沖縄県宮古島、長崎県五島列島、長崎県対馬にうかがってきました。今回は、島根県の隠岐の島ということで、ワクワクしながらやってきました。
きっかけは4年前からお手伝いしてきた島根県の主任介護支援専門員研修です。毎回隠岐の島から来られる方たちと親しくする機会があり、「先生、ぜひ島に来て下さい!」「わかりました、いつか呼んで下さい!」のエール交換をいつもしていました。
ようやく今回、介護保険適正化事業のひとつであるケアプラン点検事業のスタートとして「ケアプラン点検支援マニュアル」を学ぶ研修会で呼んでいただきました。念願叶ったというわけです。
隠岐の島は4つの島に分かれています。西の島町と海士(あま)町と知夫村で「島前」(どうぜん)、隠岐の島町を「島後」(どうご)と呼びます。この島前と島後の2ヵ所で研修会を行いました。
移動は隠岐の島までは伊丹空港からプロペラ機。島の間はフェリー船で移動です。天候が悪ければ欠航もある(研修会は中止?)という、けっこうスリリングな研修会でした。
どの島も高齢化率は35~40%弱。地区によっては50%超えるところも。私がこれまでおとずれた離島では、もっとも高い印象です。介護保険の認定率は27%で利用率も高く、介護保険料は全国トップクラスの4900円。「次の第5期では5000円の大台に乗るのではと思っています」と危惧するのが今回の研修会を企画した隠岐広域連合の石田辰也さんと介護保険課長の田中清さんです。
このお二人には3日間つきっきりでお世話になりました。島巡りのドライブでも最高のスポットを案内してもらいました。
土曜日の会場は、島前の西の島町が会場です。別府港に着いたのが10時。研修会までの2時間、島内案内をしてもらいました。
静かな港町が続きます。かつてここでは、イカが手づかみで獲れたといいます。
島を一周する道路はこのように狭い場所も多いですね。
牛や馬が放牧されていて、道路には糞があちらこちらに。「牛馬に触らないで下さい」の立て看板も。
西の島町一番の絶景の「通天橋」です。
すばらしき奇岩の海岸です。
隠岐の島町の絶景ポイント。龍が滝展望所。
隠岐の島100キロマラソンは、マラソンランナー界では有名とのこと。ひと月後に大会があり、地元ランナーが練習中でした。
初日の島前の研修会の様子です。
2日目の島後の研修会の様子です。
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