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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

祝200号

 今回、「祝200号」を記念して、連載の裏話をちょっとお話したいと思いますね。大して隠すほどの話題もありませんが、よくもまあ続いたな、が実感です。
 メルマガ「元気いっぱい」も267号まで配信しています。ですから、いつも2つの原稿を抱えています。連載を始めて、週刊誌で連載をしている作家さんたちはタフだなぁと思いますね。
よくあれだけ読ませるネタがあるものだと思います。

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 どのようなことを書けばいいのか。正直、方向性が見えてきたのは、連載を開始して1年後くらいでした。なにしろ、私の場合、現場をもっているわけではないので、利用者(家族)の方々の話を臨場感あふれるようには書けません。
 当初のタイトルが「ケアマネさん、いらっしゃい」というのも、少し恥ずかしかったですね(^_^;)。小生、京都の出身なので、「新婚さん、いらっしゃい」を連想してしまいます。
 楽しさで書くか、ちょっと軽薄に書くとよいのか(笑)。結構、悩むところなんですよね。

 そして昨年、タイトルの変更を進言したらあっさりとOKが出て。提案されたのが「あっち・こっち・どっち」です。小生が全国をまわっているので、編集部のM嬢が、これがいいだろうと提案してきました。なるほど、まさにそうです。あっちやら、こっちやら、どっちやらと全国を行脚しています。巡業か巡礼?かわからないような土地に行くこともあります。つい先週は三重県のパワースポット、熊野古道の地を訪れましたしね!(^^)!

 そういう意味ではタイムリーでしたね。語感も悪くないです。

 そして書いてきました、いろいろと。ところが自由に何を書いてもいいということほど、書きにくいものはありません。だから、各号に裏テーマを決めて書くことにしました。
「先週は、仕事に役立つことを書いたんだ。では今週は連載にちなんだものにしよう。あれ?このネタは先々週に使ったよな。だったら……ヤバい、ヤバい」
メルマガと混乱したり、大変です。
 何を書くか。やはり気持ちは読んでいただくみなさんに役立つことを書きたいと思って、あれこれと悩みながら書いています。

 実はこの連載にテーマを設けるのは持続させるための方法です。仕事に計画性をつけると言ってもよいですね。これがないと、毎回、本当に悩むことになるからです。

 さて今回は200号記念ということで、自分で自分をよくやったとほめる?テーマでした。来週は「201号記念」といきたいところですね。200号を達成した気分で書く1号とは……なんてテーマにしたり。
 そんなことしたら、お叱り受けますよね、いい加減にしろって。

 来週は何を書きますやら……それは神のみぞ知るということで。

 ちなみに、私が監修のお手伝いをした週刊ポスト「介護のお金の遣い方」は、いつになく販売数が伸びたと聞き、ホッとしています。
 前職時代の同僚から、「載っていたねぇ!」と10年ぶりにメールをもらったり。うれしいやら緊張するやらです(^_^;)。


ムロさんの写メ日記
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熊野古道をこれから歩きます!詳細はメルマガ「元気いっぱい」267号をご覧下さい

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この石畳は圧巻でした

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松本峠のお地蔵様。ここに峠の茶屋と寺子屋が建っていたそうです

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案内の杉谷さんです。60歳まで三重県の公務員で、61歳からケアマネジャーをされています。なんと「古道の語り部」でもあり、ボランティアでもされているとのことです

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熊野古道近くの浜です

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狛江市の研修会のお昼を食べた中華レストランのネコ像です。
いやぁ、すごい存在感でした


 今週のメールマガジン「元気いっぱい」第267号(無料)は「熊野古道巡礼」(水曜日配信)です。メルマガは随時登録受付中です。ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。


コメント


祝200号!!
ひと月に4,5回、毎週ブログを書くということ。
想像するにとっても大変なことです。
継続は力なり!でしょうか。

このブログを振り返って、やはり、
全国あちこちのケアマネさんたちとの出会いや再会、
お互いに元気をあげたり、もらったりが伝わる光景はいいですね。
あっちこっちと飛び回るムロさんのブログは、
時に「遠くへ行きたい」「旅への誘い」風で、どこかへ行きたくなってしまいます。

お仕事で、全国を回るムロさんだから、感じることのできる地域間格差って、ありますか?
呼ばれたことのない地域とか、会場の参加者のエネルギーとか、
あ、でも、ブログには書けないですよね。(笑)

介護保険とともに動き出した介護支援専門員=ケアマネジャー?という新しい仕事と
本来のケアマネジメントって、何なんだろうという問いかけが必要な時が来ていると感じています。

これからも、よろしくお願いします。


投稿者: ゆいゆい | 2011年02月17日 17:20

ゆいゆいさんへ

 返信メール、遅くなりました。今日は、青森県むつ市から書いています。今日、東京から到着しました。
 全国津々浦々とはまだいきませんが、小生がめざす?のは「神出鬼没の講師」ですね。奇抜ではないですよ(笑)。

 日曜日のNHKのど自慢が行った先の市町村には何年かけてもうかがいたいですね。結構好きなんです、あの番組。ご長寿番組だからではありません。全国で暮らす人たちが等身大で登場して喉を競い合っている姿がいいんです。うまい人もいれば、ユニークな人もいる、下手だけど心揺さぶられる人もいます。一生懸命に生きている人がいる。・・・多少、引いてしまう人もいますけど、それもご愛敬です。番組ですから拍手をする登場の仕方とかわずかですが演出?は入っていますが、それを乗り越えるユニークさがありますよね。
 ほんまに笑える人がいますね(^_^;)
 のど自慢がライバル?でしょうか。

 制度改正に向けた正念場が今年だと思います。その思いをこめて、4月10日(日)に「今のケアマネでいいの?2012年の介護保険制度改正とケアマネの未来~みなさんの不安に答えます~」(東京都新宿区:JR東中野駅そば)というシンポジウムを企画しました。

 近日中にHPで公開します。メルマガでは配信しました。よかったらいらしてください。

 「遠くへ行きたい」・・・いいですねぇ。
 私は永六輔さんを尊敬してやみません。
 それにたとえていただけたこと、とてもうれしく思います。
 ちなみにあさっては、下北半島の最北端の大間町です。
 マグロの・・・です(^_^;)。日曜日は、南部町・・・
 
 まだお会いしていない皆さんが、私の未来です。


投稿者: たかむろ | 2011年02月24日 00:45

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
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著者:高室成幸
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発行:中央法規出版
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