漢字一文字ブーム
年の瀬となると、今年一年はどのような年でしたか?と振り返る番組が多くなりますね。いくつもの事件や事故が上げられても、なぜか自分の中では「遠い数年前の記憶」のようになっていることってありませんか?
小生は正直、あります。
短期記憶があやしくなってきたわけではなく(たしかにそのような傾向が若干あるのは否定はしませんが)、日々のニュースがショッキングで、その取り込みだけで精いっぱいということもあります。入ってきた分、今までのスペースから時系列で洩れ落ちることになります。
ですから、「エッ?まだ半年前だっけ!?」という言葉を自分の中で飲み込んでしまう時はありませんか?
先週は、宮崎県社協の地域福祉研修でした。今年は口蹄疫が発生して、いつもなら6月頃から始まる研修会や各種イベントもほとんどが延期となっていました。終息宣言が出されたのが、まだ3カ月前の9月のことです。それから延期になっていた研修会などが目白押しで、とても大変だったようです。
今回、4年ぶりに研修をやった西都市社協の壱岐さんから「うちの牛舎では、500頭の牛を殺処分しました」という話をうかがいました。
また県社協の山崎さんが「口蹄疫問題はこれからが本番です」と話された時、不覚にも、もうすでに解決したような気分になっていた自分を自覚しました。
それほどに、次から次へと起こる事件に戸惑うばかりです。
さて、今年のひと文字です。おなじみの清水寺の管主が書くひと文字は「暑」でした。
なるほどですね。たしかに暑かったものですからね。
あの菅首相は、修行している身という意味で「行」という文字を上げました。もともと市民派で登場した方ですから、「行動」の文字からとりましたなんてコメントをするか、市民生活を「守」るなんて文字を選ばれると「なかなか市民目線」だったのにと思ったり。
さて、私が選ぶひと文字はなにか。
やはり「変」ですね。気候も社会現象も犯罪も、あまりに「変」です。なぜそのようなことが起こるのかわからないと思わされることの連続ですから。おそらく「変」な気分な方も多いのではないのでしょうか。
しかし、変も「化」けるがつけば、良い意味にもとれます。「化ける」は、「花」の文字にも入っているように、進化・結実の意味ともとれます。
変な出来事も、数年後になって振り返ると「ああ、あの時の出来事が○○になって、~が影響してこうなったんだ」と理解できるものだったりします。
「妙だなぁ」と思う気持ちを忘れずに、この一年をしっかりと振り返ってみたいものです。
今年もあと10日を切りました。10日後にNHKの紅白歌合戦で平成22年に別れ?を告げ、翌日の1月1日の元旦には「あけましておめでとうございます!」のあいさつとともに「今年はどのような年にしたいですか?」と新年の抱負を語りあうことになります。
それほどに劇的な2週間が始まります。
そういう意味では「始」まりの文字が、私的にはけっこう好きですね!(^^)!。
ムロさんの写メ日記
宮崎県社協の地域福祉コーディネーター研修です。腕を上げて話しています
「ゴミステーション」のテーマにKJ法です。まずは付箋に書き込みます
次にグループごとに貼り付けます
宮崎県西都市の研修会風景です
講師席にはきれいな花束が!ありがとうございます
富山県黒部市の研修会場。まるで博物館のような豪華な建造物でびっくりです。木目が綺麗でした
最後に長崎駅前のクリスマスイルミネーションです!(^^)!
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