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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」 2010年10月

食のこだわりは県民ショー!

 前回はタマゴかけご飯の食べ方について書きました。かき混ぜ具合について言及しましたが、さらに異をとなえる方が、私に直接にアプローチしてきました。
「かき混ぜ方で好みがちがうということですが、私はそもそも白身をいっしょにかき混ぜることをしません」
「えッ?ではどうやって食べるの?」



タマゴかけご飯のタイプは?

 昨日は福井県の越前大野に研修で訪れました。福井駅までは特急「しらさぎ」に乗って一直線ですが、そこからが意外に遠かった。九頭竜線という愛称のついた単線に乗り換えるのですが、3両編成ならぬ1両編成のワンマン運転。途中に止まる駅は無人駅でした。学校のクラブ帰りと思しき中高生たちが降りて行きます。



心に届く伝え方

 今年の5月に「伝える力」(筒井書房刊)を刊行しました。元NHKキャスターの池上彰さんの「伝える力」が一般の方やビジネスマン向けなら、私の本は相談援助職や対人援助職の方向けです。
 対人援助職なのに、人前で話すのが案外苦手な方が多い。高齢者や障害者などケアを提供する利用者の方との直接的なコミュニケーションを苦手にする人は少なくて、むしろその家族との会話や法人内や他の連携機関を前にしての「報告」などに苦労しているとのこと。



失敗しないFAX・Eメール・文書の書き方

 まずは冒頭に岐阜の山奥でがんばるケアマネジャー小林淳子さんのことを書かせてもらいます。
 私の毎月の楽しみのひとつが、月刊『ケアマネジャー』(中央法規出版)の巻頭グラビア「View Finder」。ケアマネジメントの最前線で利用者(家族)のみなさんの生活を支える様子をビジュアルに見ることができる5ページです。



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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

【高室成幸さんの最新刊】
『ケアマネジャーの質問力』
著者:高室成幸
定価:¥2,100(税込)
発行:中央法規出版
ご注文はe-booksから
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