「あっちこっちどっち?」命名の裏話
このブログを始めて早や3年が経過しました。「毎週の連載など私にできるのだろうか」と、不安いっぱいの始まりでしたが、気がついたらなんと3年。「やればできるんやぁ」(これ京都弁です)と思いながらも、もうひと皮むけたい気持ちに火がつきました。
そのためにどうするか…いろいろと策は考えたのですが、まずはタイトル変えしかないと中央法規出版に直談判です(笑)。しかしなぁ、素直に受けとめてくれるかなぁと、ドキドキの交渉でした。ところが、案外と「あっさり」OKが出ました。
さて、今回からタイトル新たに始まるムロさんブログ「あっちこっちどっち?」です。前回までが「ケアマネさん、いらっしゃい」でした。つまり、招待する気分で書いてきたようなものでした。こんどはお出かけ気分のタイトル。どうしてこのように決まったのか…
裏話というほどにたいそうなことではありませんが、やはりネーミングは重要です。一応、候補になったタイトル案をご紹介しましょう。
タイトル頭に「高室成幸の~」と入って
・ケアマネさん万華鏡
・ケアマネさん、グルリ巡り
・巡るケアマネ交差点
・ケアマネさんのカラフル紀行
・ケアマネさんのカラフル随想録
・ケアマネジメント津々浦々
・ケアマネジメントのプリズム
・ケアするヒトの万華鏡
・ケアするヒトのピント
さてさて、このような原案から話し合いは始まりました。
タイトルとしてわかりやすいが、ちょっと理屈っぽかったり。あるいはさっぱりわかりづらかったり(笑)。候補はいろいろあったほうがいいですね。あくまで叩き台ですから。
最終的には、韻を踏みたい(リズム感が出る)、そのものズバリの説明でなく、なにか連想させるものにしたい。そしてアクティブな雰囲気を…と話していたときに、天の啓示のように、降りてきたのです。「あっちこっちどっち」のフレーズが…
今回の新タイトルは「お出かけ」気分。ただし、行き先が決まっているわけでもなく、時にさまようこともあり、道に迷うこともあり、道草をすることもあり…のような変なタイトル。
これは、今日のムロさんは「あっちかな?こっちかな?どっちかな?」という意味合いをこめました。同時に、読者のケアマネさんも、あっちこっちと地域を走り回り、どっちに行くかとつねに考えながらの仕事ぶりをされている。ならば、これがよいだろうと、実は編集部との酒席を兼ねたミーティング(ちょっと酔った雰囲気で(^_^;))で、パッとひらめいたのです。
さて連休明けの今週から始まる「あっちこっちどっち?」です。
一年後にはどこに行ったやらわからなかったりして(笑)。
タイトルの感想など、お待ちしています<(_ _)>
ムロさんの写メ日記
私の移動手段の主力が飛行機。その美しき翼です
空から見下ろす景色が大好きです。整地された畑と青い海…きれいです
連休、街なかをタウンウォッチングしていて見つけました。きれいな花をご堪能下さい
とてもホッとしますね!(^^)!
今週のメールマガジン「元気いっぱい」は「連休休み」です。ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。
コメント
ミーハーな空としては、新名のついた、あっちこっちどっちに、いち早く投稿したくなり・・
あっちこっちどっちと入力しましたが、あっちどっちこっちと書いてしまいそうになりました。でも、これは、かわいいかも・・
それなら、こっちどっちあっちとか、どっちこっちあっちもいいかな・・ なんてね。
そういえば、その日の気分?!で、利用者さんのお宅へ、あっちか、こっちか、どっちだー、などとつぶやきながら、訪問したことがあるのは、私だけでしょうか。生活場面面接と称して・・・
空さんへ
新タイトルへの感想、ありがとうございます!(^^)!
「こっち、あっち、どっち」の組み合わせを自由にできる・・・なるほど、どれから始めてもおさまりはいいですね。ただ、あ行から始めると、「あっちこっちどっち」ですかね(笑)。
でもそこは自由にして、タイトルも毎週、微妙に変えてみるのも、微妙におもしろいかもしれませんね。そして数ヵ月後に抽選なんかしたりして(笑)。
中学1年生の頃のことでしょうか・・・90歳で他界した祖母が、数年間は認知症(当時は呆け)でした。昼間や夜間に行方不明になったこともしばしばで・・・。「あっちかな?いやこっちとちゃうか?どっちやろう?」と探し回ったこともありました。
あれから40数年が流れ、「認知症でも歩けるまちづくり」が合言葉になり、その思いに共感する地域の人たちの中から認知症サポーターになる人が生まれています。
ちょっと歴史を引いて眺めてみると、新しい福祉の流れが地域で生まれ始まっているのを実感します。
高室先生、こんにちは!
親しみやすいネーミング、良い感じでいいですね(*^_^*)
最近、児童虐待や家族間での悲惨な事件が多く聞かれ、切ない思いが交錯します。
きっと、こういう家族になんらかの関わりをもっていた、支援者がおられたはず。
その人はいかばかりの辛い気持ちなのだろう・・・似たような境遇のケースを担当しているケアマネさんやワーカーさんはどんな思いでニュースを聞くのだろうか・・・と。
このブログで爽やかな風を感じて、ホッと一息できる時間を、皆さんが作れるといいですね!
さあ、明日もあっちこっちフットワーク軽く頑張ってきます☆
桃太郎さんへ
お久しぶりです。
「あっちこっちどっち」は、ちょっと落ち着かない、あたふたとした印象がしますが、それも親しみと思ってもらえるとありがたいです!(^^)!
最近、新聞やメディアが児童虐待、高齢者虐待をとりあげる例が増えています。高齢者虐待もさることながら、児童虐待の深刻さは胸が締め付けられますね。
必ず言われるのは「行政は何をやっていたのか!」という詰問調のフレーズです。しかし、私が研修でお会いするみなさんの顔を思い浮かべると、「みんな一生懸命にやっているし、やろうとしている。でも、その方法がわからないからつらいだろうな」という率直な思いがあります。
それに地域包括支援センターの社会福祉士といっても、大卒後でまだ社会経験もあまりない20代後半の職員も多く、40代の経験あるソーシャルワーカーだって頭を抱えるようなケースなら、あまりに重いケースではないでしょうか。
まさに「チーム」ですね。「連携」です。
抱えることなくチーム力で対応すること
それがおおきなポイントと思います。
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