咲きはじめる季節
3月末となると、花見前線のお知らせが届きます。なぜかわくわくするのは私だけでしょうか?
私が卒業したのは、いまは京都市となった京北町。その山国(すごい地区名ですね(^_^;))という地域の山国小学校に通っていました。そして保育園は、バスで30分は揺られて行きつくひかり保育園でした。幼児の足でも10分程度のところに常照皇寺がありました。
「お寺の中でも天皇家の『皇』の文字をつけているのは、このお寺さんだけです」
と、この寺の和尚が力説していたのが今も思い出に残っています。
特にこの寺のしだれ桜は、天然記念物に指定されていて、何も自慢できるものがない田舎にとっては、かけがえのない「売り」だったようです。この時期は、何かやることがないと、花見という名の散歩に行かされました。子ども心にはそんなに感動するわけでもなく。ただ大きいという印象は残っていましたね。
それも20代になって眺めてみると、案外と小さく、人は自分の身体の大きさで相手を測るものなのだと思ったり。
さて、先週から今日にかけて、異動のメールがたくさん入ります。そういう時期なんでしょうね。某県庁に行った際には、あちらこちらで拍手と花束贈呈があったり。異動や退任もあるでしょう。去る人あり、やって来る人ありですね。
いずれにしても、そこにあるのは「ひとつの始まり」。
新年度が始まった4月…今年はもう4分の1は過ぎても、年度的にはスタートしたばかり。
年末・元旦とは違って、仕事上で「気分一新」できる、もうひとつの区切りの時期なのかもしれません。そう考えると、日本の文化・洋式は実にうまいことを考えるものだと感心しますね。
本日は、ブログで桜特集です。心ゆくまで堪能下さい!(^^)!
さてどこでしょう?
ムロさんの写メ日記
夜桜は日本人の心です
見てください、このしだれ桜を…
一つひとつがほころでいます
観光客の方が、味わい深い印象ですね
しだれ桜は荘厳かつ穏やかに…
この樹の下でお弁当を食べたら、花びらが口の中にまで入ってきそうですね
桜ロードを歩いています
今週のメールマガジン「元気いっぱい」第222号は「瑞々しい感性」です。ケアタウンの公式HPではバックナンバーまで見ることができます。
コメント
桜が本当に美しい頃ですね!
「綺麗」という言葉より「美しい」という表現がぴったりくる感じです。
人生の節目を演出する桜…
みなさんどんな思いで見つめているのでしょうか?
さぁ、慌ただしく22年度のスタートです。
私自身もはじめなくては…です!
桃太郎さん、おひさしぶりです。
こうやってレスポンスをもらうとうれしいですね。全国を研修で回っていると「読んでいますよ」とけっこう言ってもらえるのですが、さすがに書き込みが少ないと…(^_^;)。でもそれだけみなさん忙しいのだろうと思っています。
またみなさんが書き込みやすいテーマや話題も新年度は心がけたいとも思っています。
さて、今回は桜バージョンです。なにかとても落ち着きますよね、桜は。季節ものですし、それもほぼ一週間程度しかない。さらに桜前線が結構速いので、すぐに花見に行かなくちゃいけない。こんなドラマチックさがよいのかもしれません。
みなさんの疲れた心にしみわたるような癒しの写真をと、小生なりにがんばりました。
昨日は仙台で中央法規出版主催の「質問力」セミナーでした。まだ肌寒くて、これからようやく花見のようです。
今月号の『月刊ケアマネジャー』は表紙が桜です。その真ん中に小生の新連載「ムロ先生のケアマネジメント・マナー講座」開始のお知らせが入っています。また読んだ感想などをお知らせください。
桜が美しい。としみじみ感じていたところ、今朝のハイビジョンテレビ番組「アインシュタインの目」で、桜の美しさの秘密を持続モニターとハイスピードカメラで解き明かしていました。
桜は何故美しいのか。
その1 一つの花芽から3~5個の花が芽吹くため、一本の木から10万個と多くの花が咲く。ちなみに、梅は2万~3万とか。
その2 一斉に花開く。ソメイヨシノなどの桜の木は挿し木で増やしたものがほとんどで、クローンのように、遺伝子が同じものだとか。従って桜並木などは一斉に咲く。
その5 咲くためには、冬の寒さが必要。桜は冬眠する。開花抑制物質が冬の寒さで消費され、冬眠から覚めたところに、春の暖かさで開花が始まる。冬が寒いほど、開花は早い。
その4 散る花びらは、丸くてそりがあるため、風に乗りやすく、回転しやすいためひらひら、ふわふわと辺り一面にひろがる。
その5 まだ美しい内に散る花びらは、はかなく、いさぎよい感じを人々に与える。
そのようにして、花の美しさで人々に愛されることで、大切にされ、桜は生き残ることができるとも。
あと何回桜が見られるかなあ。という、お年寄りの言葉も時に聞こえます。「いままで、どんな桜を見たことがありますか。」という質問をしてみようかな。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。