「大盛況」!
大盛況とは、本年度の主任介護支援専門員研修のことです。4年前に始まったこの研修、もっぱら受講するのは地域包括支援センターの主任介護支援専門員のみなさんでした。
3年前の制度改正で誕生した同センターをスタートさせるために、全国的にかなりの「狭き門」だったようで、東京都と某府県は「地域包括支援センターに限る」という制限を設けたほどでした(これが結構、クレームの嵐だったようで…)。
交通アクセスが「移動の要」
国内の空港路線の、なんと7割が赤字! という報道がありました。私は研修会場間の移動では、国内線を本当に利用させていただいているので、かなりなヘビーユーザーの1人でしょう。
研修の依頼があった際に、その日はすでに予定が埋まっていないか、なんとか日程の調整がつくかを考えます。それから特に重要なのは、A県からN県にどのようにムリなく「移動できるか」なのです。
がんばれ、「認知症連携担当者」研修!
厚労省が今年度の目玉のひとつとして導入したのが、認知症対策のための「介護と医療の連携強化事業」です。地域包括支援センターに新たに「認知症連携担当者」を配置して、介護と医療が地域包括ケアシステムの名の下、認知症の人への「切れ目のない」(シームレス)医療・介護サービスを提供しようとする仕組みです。
初年度の予算計画では、全国150か所の地域包括支援センターに「認知症連携担当者」を配置して、専門医療へのつなぎから相談・アドバイス、虐待対応チームとの連携などに携わるというもの。
「基本スキル」を磨き直す
どのような仕事にも基本技術があるように、相談援助職のケアマネジャーにも基本となるスキルがあります。
この10月の試験に受かったからできそうなわけではなく、相談援助の仕事は実に奥深いものがあります。
男性介護者の悲鳴!
昨年から、アセスメント研修のなかで「性差」(ジェンダー)の内容を盛り込んでいます。これが結構、受講生のみなさんに好評です。
どうしてこの内容を始めたのか? ADLは男女の差なく、だれもが行う日常的な「生理的行為」(食事、排泄)であり、それを行うために必ず付随する「活動」(移動)と生活を心地よくすごす「快適行為」(入浴、整容)によって構成されています。