ビバ! 沖縄県宮古島
私は研修の依頼があれば、北は北海道から九州沖縄までうかがいます。
その土地それぞれでワクワクする自分がいるのですが、沖縄と聞くと、また別の情感が湧いてきたりします。
私が子どものころ、沖縄は日本ではありませんでした。1945年の日本の敗戦以降はアメリカの占領下にあり、いわば外国でした。物心ついた頃から「沖縄返還運動」なる言葉が新聞やテレビを賑わしていました。
69年の佐藤栄作VSニクソン会談でようやく合意がなされ、72年5月15日に返還されました。時に私は、中学校3年生でした。
あれから35年の月日が流れ、研修講師という形で沖縄に数回にわたり訪れる機会が生まれるとは思いもよりませんでした。
ただ、あの頃の沖縄の印象と、今は大きく違います。かつては日本の負の歴史のなかで翻弄されてきた沖縄の人々でした。いまもその歴史は消えていませんが、むしろ今を生きる沖縄の人々が大切にする「もやい」という名の「支え合いの心」に魅かれている自分がいます。
今回の宮古島でも、そんな話題にふれる機会がたくさんありました。
さて、マラソンをする人なら、宮古島は「トライアスロンの聖地」としてなじみ深い島ではないでしょうか。私も40歳から決して速くない(^_^;)マラソンを始めたので、宮古島はそういう意味でも憧れの島でした。いわば思い入れ深い島と思ってください。
ですから、普段はさすがにしない(荷物になりますしね)のですが、ジョギングの準備をして訪れました。研修の翌日にトライアスロンコースの一部でも走ってみようというモチベーションがモリモリと湧いてきたからです。
24日午後に「ケアプラン点検支援マニュアル」の研修会を行い、翌日、島内を案内してもらう前に約1時間、距離にして10キロ程度をショートマラソンしました。
走ってびっくりしたのは「海の青さ」です。透明度そのものが違います。季節が冬で曇り空気味だったからでしょうか、地元の人にいわせると「夏はもっと青い」そうですが、初めてみた者としては十分に感動ものでした。
同じ日本でも日本海の島根県や鳥取、東北の山形県・岩手県、そして鹿児島県、大分県のいずれでもない「絶品の海」がそこにありました。これが春や夏なら、「この感動はどこまで深いのかなぁ」と今から思い焦がれてしまう自分がいます。
今回はちょっと古い表現方法ですが、あえて「ビバ!!!」としました。耳の底からどこか楽しいサンバ調の音楽が湧いてきて、つい踊り出したくなるようなイメージが沖縄にはあります。
宮古島は「永遠に素敵」です!!!
ムロさんの写メ日記
宮古島市の研修会の風景
終了後の懇親会のスナップ
あきれるほど青い海が広がる
海の風に吹かれてワンショット
今週のメールマガジン「元気いっぱい」第163号は「苦情とクレイマーと4つのタイプ」です。ケアタウン総合研究所の公式HPでもバックナンバーがすべて見ることができます。
コメント
宮古島の風景、圧巻です。いってみたいなぁ~。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。