ケアマネジメント学会
今週の木曜日から、熊本で日本ケアマネジメント学会が始まります。昨年は札幌で行われ、日本老年学会との共同開催でした。
毎年、一参加者として全体シンポジウムや分科会に参加をしています。開催地が毎年いずこになるかなと楽しみですが、昨年の最後の会で「来年は熊本です!」と司会から発表があったとき、「なんと、北から南へはさみ将棋みたいだな」と思ったものでした。
早いもので、あれからもう一年も経ったのですね。
小生のケアマネジメント学会の会員番号は、なんと10番以内です。それは私がエライわけでもなんでもなく(当たり前ですね(^_^;))、ただの偶然でした。たしか最初の学会が開かれたのは大正大学。そのときに学会の発足が発表され、受付に行って手続きをとったのが、たまたま順番が早かっただけです。番号を聞いて正直びっくりでしたが、いまとなってはちょっとうれしい。
毎年参加していますが、最初の2回ほどは、分科会の発表は研究者の方々が多く、アカデミックな印象でした。現場のケアマネジャーの皆さんが発表されるのは稀で、たまたま発表される人の様子を見ても、借りてきた猫?のようで、かなり自信なさげな印象でした。
でも、今ではどうでしょう。巧拙はありますが、テーマタイトルも惹きつけられるものが多く、分科会行脚も迷うほどです。
持ち時間15分はさすがに窮屈そうですが、初期の頃と比べてダントツにうまくなっている方が増えた印象です。現場実践に裏づけられた研究発表は、拙いながらも聞く者に説得力をもって迫ってきます。社会人大学院に通ったり認定ケアマネジャーになった人が増えていることの反映もあるでしょう。
従来、どちらかといえば暗黙知が多く、名人芸?とみなされてきたケアマネジメントを、科学として研究し、学問として確立しようとする「心意気」に熱いものを感じます。その最先端を知る機会としては、最高の場の一つです。まずは一度、この空気に触れられることをおススメします。
このような場に身をおくと、「お久しぶりです!」と参加者から声をかけていただくのも楽しみの一つ。全国で私の講義を受講した方々との元気な再会は、何物にもかえがたいものがあります。
さて明日からです。どんな再会と新たな出会いがあるか…。
ドラマチックな速報を次回のブログでできればと思っています。
ムロさんのデジカメ日記
7月19日(土)に東京で、第一回開業看護師の会の発足会があり、参加してきました。檀上は代表の菅原由美さん(ボランティアナースの会 キャンナス代表)
愛知県岡崎市地域包括支援センター職員向け、スーパービジョン研修の様子。2日目は「ピア」をやりました
某ケアマネさんから届いた携帯デジカメ写真。「灼熱の女王」が花言葉のよう。なんか納得ですよね。こんなケアマネさんがいたりして
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コメント
学会、活気がみなぎってそうですね!
日々、忙殺されているなかで、元気をもらえる仲間と学べる時間がもてるのが、学会の良さなのでしょうね♪
続報を楽しみに待っています☆
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