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高室成幸の「ケアマネさん、あっちこっちどっち?」

42.195キロのミニドラマ

 昨日、10年ぶりに霞ヶ浦でフルマラソンを走ってきました。同大会は40歳で走った初のマラソンで、思い出深き大会です。その後、ハーフマラソンは数回出場しましたが、忙しいのを理由に出場は見合わせて、健康とストレスマネジメントのために週10キロ程度は走り続けています。
 今回、自分の50歳記念(区切り)ということと、中央法規出版のマラソン部が出場すると聞きつけ、ご一緒させていただくことにしました。
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スタート前の3人。向かって右が中央法規出版の平林敦史さん、左が中村強さん。この頃は余裕でした

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 10年ぶりの出場ですから、それなりの大人の準備をしました。
 もっともこだわったのはシューズです。代々木駅そばの「B&D」というランニング専門ショップで、足型を3D計測してもらい、ベストな靴選びをしました。ここで、30年来疑問に思っていたMy足型の不思議が判明しました。
 「横幅がかなり広いですねぇ。一般の人の2割は広いかなぁ。甲も高いですしね」
 そうかぁ、だから通常の靴はほとんどしっくりとこないんだ。これまでは、靴を買うと足になじむまで痛みに慣れるのが習慣化していましたが、それほどとは(^_^;)。
 ランニングシューズは素材が柔らかいので、サイズで大抵はしっくりくるのですが、マラソンではわずかな「違和感」が長距離では影響するので、慎重に選びます。なんとか、ベターなシューズと出会えてホッとしました。

 当日は曇り空のランニング日和(晴天は暑くて大変なんですよね)、ただ後半に小雨が続いて体力を消耗してしまい、つらかったですね。
 マラソンは30キロからが勝負というのが定説です。抑え気味に1キロ6分弱のペースで走り続けましたが、30キロ過ぎてからはペースがジリジリと落ちていくのがわかり、「ああああ~」という滅入りそうな気分。ブルーですね。でもそれをかきたててくれるのが、道路脇で見守る私設応援団や子どもたちです。
 「がんばれ~!」と言いながら手を出す小学生たちの手の平に次々にタッチすると、なぜだか元気が湧いてくるんですよね。
 沿道には、応援するお年寄りも多いです。特養の前でしょうか、お年寄りがズラッとならんで、出走している職員の名前入りの横断幕を広げていました。

 参加している方々の格好もすごい(笑)。ほとんどはランニング姿ですが、着ぐるみあり、メイド喫茶あり、まるでコスプレです。還暦祝いの幟を立てて走る人には圧巻。一緒にデジカメしました。
 終わった結果は、かなりイマイチの成績でしたが、走っている最中はデジカメでいろんな写真を撮ったり(これでペース配分が狂っちゃったかな?)して、それなりに楽しめました。
 村上春樹の小説に『走ることについて語るときに僕の語ること』というランニングエッセーがあります。今夜も、ふたたび読みふけってみたい気分です。

 次なるチャレンジ…筋肉痛が治まってから考えます(^_^;)
(高室さん、お疲れさまでした。次回は準備を万全に! 編集H)

ムロさんのデジカメ日記マラソン編
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緩やかな下り坂を駆けおります。年齢層の幅は広いですね。60歳以上の方もいます!

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太鼓が走者の萎えそうな気持ちを奮い立たせてくれます

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還暦記念のランナーと。幟には寄せ書きがいっぱい。いやぁ、新婚30周年には笑いました

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コメント


 フルマラソンの完走おめでとうございます!
 一言で42.195キロと言いますが、気の遠くなるような距離ですよね。ほんとに凄いです☆
 ミニドラマ…いえいえ、壮大なドラマです。走ってる時は、いろんな思いが頭の中をよぎると思いますが、それはその人だけが感じるドラマなのでしょうね。走る理由も様々ですよね!
 そして、42.195キロのマラソンは、きっと自分の人生の道程も少しあらわしてるのかも。30キロ過ぎの辛さを乗り越えるためにも、今からコツコツと力を蓄えておかなくちゃ…と、人生の折り返し地点を過ぎた今、感じました。
 村上春樹さんの本、いつか読んでみたいと思ってましたが…なんだか無性に読んでみたくなりました。
 しばらくは筋肉痛ですね…早くおさまりますように!


投稿者: ひまわり | 2008年04月21日 23:23

ひまわりさん 声援ありがとうございます。
 走っている最中は、30キロを過ぎるとつらくて、結構情けない後ろ向きの感情が嵐のように押し寄せて(笑)いるものです。
 達成感の度合いは走っている自分のこだわりやがんばり次第といったところ。
 10年前は抜かれると「なにくそ!」とライバル心が湧き上がったものですが、50代になると「若い者にはかなわん」という老境といったところでしょうか(笑)…
 まずは、次の大会に向けて再調整を始めようと思っています!(^^)!


投稿者: たかむろ | 2008年04月23日 11:27

 先生!すっごくお久しぶりです!!
 お元気なお姿拝見し?安心しました。フルマラソンすごいですね。私もいつかはホノルルへ…なんて密かに思ってるんですよ。まあ、今はまず歩くことからはじめようと少しづつですが…
 これが長続きしなくて。でも目標を夏までに○キロやせる! どこかの行政でやってるメジャーリーグのように、ちょっと今回頑張らねば…やばいとこまで体重がせまってきてますんで。
 先週の土日はお祭りでした!結構有名ですよ!是非!いつか見にきてほしいです!お元気で。


投稿者: hida-kobajun | 2008年04月24日 22:21

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
高室成幸
(たかむろ しげゆき)
ケアタウン総合研究所所長。日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『ケアマネジメントの仕事術』『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。

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