「チャレンジシート」から見えること
私の研修会では、受講された方に「チャレンジシート」を研修終了の際に5分間程度書いてもらっています。6年ほど前?から始めています。
今では研修評価的なアンケートをとる主催者も増えましたが(某県の主任介護支援専門員研修はなかなかの優れモノ。講師陣にはヒェ~(^_^;)ものですが)、当時は多くがシンプルなものでした。
何より私自身、みなさんがどのような感想を抱いたのか、研修内容に不十分はなかったかと思い、このシートを始めたのです。
「苦情」って嫌いですか?
主任介護支援専門員への研修では、リスクマネジメントを取り上げます。その際、まずは「苦情」をとりあげることに。しかし、このテーマを取り出すと、会場は「シ~ン」とします。どうしたのかな?と正直に感想を述べると、いつもノリのよいみなさんも、さすがに遠慮がち。
そこで次の質問を…
「苦情を言われた経験を話し合ってください」
と促します。
「に」か「へ」か…そんなの関係ねぇ?
ケアタウン総合研究所では昨年から、「ケアコム」なる施設向け総合マネジメント情報誌を隔月で発行しています。総16ページ程度のものですが、レイアウトは「アエラ」(朝日新聞社)?を意識した作り(^_^;)。全国の特養・老健・有料の施設と社協、各業界団体にも送らせていいただいています。
この中の評判の連載が、著名人へのゲストインタビュー。介護に関わる思いをさまざまな角度から語っていただいています。そのなかで象徴的なフレーズを取り出して、私が筆文字で書いて!います。書も小生のちょっとした趣味なので…。
2月号のゲストは、服部万里子さん(立教大学教授)。介護人材不足について語っている際に、「もっとケアの仕事の魅力を伝えないと。つらさや大変さばかりが流されているからね」と熱心に語られ、そこから次のフレーズが生まれました。
「忘れる」ということ
「忘れてしまいたいことや~…」
これはあの亡き河島英五の『酒と涙と男と女』の一節です。30代のころ、カラオケでこの歌を唸った日のことが昨日のことのようです(^_^;)。