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佐野卓志の「こころの病を生きるぼく」 2010年06月

人の一生は子ども時代に決められる…、ようだ(part1)

 ぼくの性的嗜好はマゾだが、マゾの本質は「母親に叱られる子どもでいたい」という重度のマザコンではないだろうか。
 これまでも何度か、ぼくが母親から虐待されて育ったことを言ってきたけれど、思春期になって性に目覚めた後も、母親の顔色をうかがって暮らしていたので、性の欲望が叱られることに結びついて、マゾになったのだと思う。性に目覚めた頃は、普通に裸の女性が好きだったのに、段々それでは満足できなくなっていった。



性格を変えるお薬

 性格を変える薬としてアメリカで大ヒットし、日本で1999年に認可されたのが抗うつ剤のSSRIだ。性格が社交的になって、恋もし、積極的になった女性もいると、この期に及んでも(注)、信じて患者に勧めている医者も身近に知っている。



自殺を図った長男を母親が殺害…

 自殺を図った者の8割に、うつ病とか何らかの精神疾患があったと聞いたことがある。自殺を図れば、精神疾患が原因として、治療に際してはこの8割の人には当然、保険が適用される。では精神疾患がなく、突然自殺を図った2割の人はどうなのだろう?大量服薬の場合では急性薬物中毒という病名がついて、保険適応になるみたいだ。では飛び降りたりするとどうなるのだろう?



結婚帝国―女の岐れ道(part5)

 『結婚帝国―女の岐れ道』(上野千鶴子、信田さよ子著、講談社)を読んで思ったことをまとめる。今回が最後だ。



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プロフィール
佐野 卓志
(さの たかし)
1954年生まれ。20歳(北里大学2回生)のとき、統合失調症を発症、中退。入院中、福岡工業大学入学・卒業。89年、小規模作業所ムゲンを設立。2004年、PSWとなる。現在、NPO法人ぴあ、ルーテル作業センタームゲン理事長。著書に『こころの病を生きる―統合失調症患者と精神科医師の往復書簡』(共著、中央法規)『統合失調症とわたしとクスリ』(共著、ぶどう社)。
ムゲン http://www7.ocn.ne.jp/~lutheran/
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